私が旅に求めるもの(寄稿のお知らせ)

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楽天カードさんのメディア「Fun Pay!」さんに寄稿しました。「ご褒美旅行」をテーマに昨年訪れたウラジオストクについて書いています。

card-media.infoseek.co.jp

「長期の休みは取れないけど予算10万以下で異国感のある場所に旅したい方へのおすすめ」という気持ちで書いたので、近いよ〜ご飯も美味しいよ〜くらいしか情報が無いのですが(笑)ウラジオストクに興味を持ってくださった方はぜひ下のブログ記事もどうぞ〜。

・ウラジオストクを訪れる際の準備物、ビザについての話

www.oukakreuz.com

・ウラジオストクの旅日記

www.oukakreuz.com

全10回+買い物記録。水族館に行ったり潜水艦に入ったり財布を盗まれたり現代美術館に行ったり3泊4日で楽しく過ごしたレポです。

記事のはてブでは「ロシアをヨーロッパと言っていいのか?」というコメントが非常に多く、まあ特に極東は立地的にもほぼアジアだしな…と思いつつ、ウラジオストクの観光ガイドなども「日本から一番近いヨーロッパに行こう!」と謳っているのでいいんじゃないかなあと思います…そこを売りにしようとしているみたいだし乗っかっちゃいましょうよという気持ち。移動に時間がかからずヨーロピアンな背景が撮れるし、そのうち雑誌や写真集撮影のロケ地として人気になるんじゃないかな、と予想している。

そういえばマシュマロでこんな質問を頂きました。

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これはFun Pay!さんの記事を書きながら考えていたことでもあり、シンプルながら難しい質問だなあと思いました。

私が旅行に求めているもの…以前は完全に「非日常」でした。日常を離れて知らない所に行って普段の悩みが一瞬吹っ飛ぶような大きな建物や自然遺産を見て、食べたことのない料理を食べて、またこうやって非日常を楽しむために日常を頑張ろう!とリフレッシュしてました。今ももちろんそういう目的もあります。でも非日常って小説や映画やディズニーランドでも得られるし、非日常も繰り返すうちに日常になってきちゃうんですよね。宗教や文化圏が近いと、初めての都市ですら「なんか来たことがある気がする…」という感覚になったりします。何度も訪れるうちに、新鮮な驚きというのは減ってきて、代わりに懐かしさとか馴染みの良さ、慣れた過ごしやすさが増えてくる。

で、考えてみたところ、今の自分が旅に求めるものとしてしっくりくるなと思ったのは「ギャップ」でした。初めて訪れる都市でも20回目の訪問の都市でも必ず楽しんでいるもの。
写真や小説、人の話から想像していたものと自分の目で見るもののギャップ。首都に行った時と地方都市に行った時のギャップ。現地で食べたものを日本に帰国後に食べた時のギャップ。この街に初めて来た時に感じたことと、5回目の今感じることのギャップ。街も人も変化するし、自分のコンディションも毎回違う。全てが初めての経験ではなくても、初めて感じることは必ずあって、それを味わうのが今の旅の楽しさかなあ、と思っています。

またご質問で頂いた国内or海外の違いについては、実家くらいの感覚でハンドバッグ1つで飛んでる海外都市もあれば外国みたいに思っている国内都市もあり、自分の中で旅行をあまり国内外で分けて考えてないなと気付けました。初or再訪か、飛行機or陸路とかの方がしっくりくるかも。この辺はまた考えてみたいですね。

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