ずっと行ってみたかった日本最大のモスク、東京ジャーミイ(代々木上原)
このモスクと桜と月と星が合体したマーク、可愛すぎませんか…?!背景の色も合わせて好みすぎて、グッズがあるなら買いたい…。
一般人が無料で見学に行けると聞いてずっと気になっていたのだけど、ラマダーン明けのお食事パーティ、イフタールは予約すれば誰でも参加できるから行きましょうよと誘って頂き、急遽行ってきました!
イフタールの開始時間はマグリブと呼ばれる日の入りの後。私達は19時過ぎくらいに行きました。
セルフサービスでお盆を持って行くと食事を盛り付けてもらえます。
サラダ、豆のスープ、ご飯、ビーフシチューみたいなもの。どれもとっても美味しかった!サラダの味付けはトルコで食べたものを思い出した。わざわざトルコ人のシェフを呼んで来ているんだって。
部屋は一つだけど、席は男女別。同性の友人と行っていて良かった!
真ん中に男女が向かい合って座れる家族用の席もありました。
机の上には自由に飲めるお水と、レモン汁と塩。周りの方はスープやサラダにがんがん塩やレモンをかけていて、あっそんなに味変えて良いのね…と面白かった。笑
ヒジャブを巻いた中東系の方、日本人でイスラム教徒ぽい方、勉強に来てるのかなーというような学生さん、私達のような感じの一般人…と様々な方が。相席になった人達の会話を聞いていたら、ムスリムの方同士は顔見知りの人が多いみたい。礼拝で会うのかな、あちこちで挨拶してるのを見かけました。あと一般人にも普通に声をかけたり微笑みかけたりしてくれて、優しいなあ。
宗教行事なので厳かな気持ちで行ったんだけど、写真も普通に撮れるし、わいわいした感じで楽しい。
あっという間に満席になって部屋の外には大行列が。食べ終わったらすぐ退散。
外にはトルコのお土産も売ってました。またゆっくり見てみたいな。
外の階段を上がって礼拝堂に。信者の方がいらしたので、外からちょっと眺められたらいいかな、と思って上がってみたら意外と出入り自由な様子。靴を脱いで、入り口でスカーフを頭に巻いて入ってみる。
あまりに綺麗で見惚れてしまった。純粋に建築物として美しくて、感動した。
私はモスクが大好きで、トルコやシンガポール、自由に入れる所ではちょっと入ってみることが多いのだけど、自分の住んでる日本にこんなに立派なモスクがあるなんてびっくりした。
入る時は緊張して、中にいる方の邪魔をしてはいけない…とドキドキしていたんだけど、皆さん脚を伸ばして座って読書したり、スマホをいじってたり、円になって喋ってたり、横になって寝てる人までいて、こ、こんな寛いでいていいんだ!とまたびっくり。礼拝中はまた違うんだろうけど、なんか、集会所というか皆の憩いの場みたいでした。
写真も、ムスリムの方々が自撮りしてSNSに上げていたりして(い、いいのかな…?)良い意味で気持ちが楽に。
二階が女性専用の礼拝室なのでそちらにも。
なんか、男女で場所を分けてるの微妙だなーと勝手に思っていたけど、なんだかとても良い眺め。女性しかいないので本当に女子会のようだった。笑
二階の天井も素敵でした。ステンドグラスみたいなので、昼間の光が入ったところも見たいな。
ふかふかの絨毯で座って美しい内装を眺めて、静かな声で話して…とゆったり過ごしていたら、めちゃくちゃ寛いでしまっていることに気付きました。やっぱり靴を脱いで床に座っているというのが馴染み深いのかな、キリスト教の教会の椅子に座るより、家にいるような感覚になる。不思議な感覚。
イフタールは予約さえすれば無料で頂けるし(さすがに申し訳ないので帰りに寄付はしましたが)こんな無関係な人間がうろうろしていても皆さん優しく接して下さるし、懐の深い宗教なんだなあ…と知らないなりに思いました。
外の廊下も綺麗だったな。次はお昼間の晴れた時にも来たいです。
イスラム教というものに興味を持つ理由はこのご時世いろいろいろいろあるけど、最近はこの漫画の存在も大きい。
ツイッターで連載してる大好きな漫画