本もぐもぐ2021/11-12

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今年最後の読んだ本めも。図書館に全然行けずほぼスマホで読んだ漫画です。全巻一気読みが多い。

小説

・わたしの美しい庭

図書館で1年くらい予約待ちしてた小説。うーーん、前回に続き、凪良さんの文章は好きだけど主要登場人物が苦手かもしれない〜。なんというか物語を予定通りに進ませるために都合の良いキャラクターという感じがするのだ。いや物語なのだから作者にとって都合が良いのは当たり前なんだけど、今回でいうと「実親と死に別れているが擦れてなくて、センスが良くて、時々大人のようなことを言う聡明でおませな小学生の女の子」みたいなキャラにウッとなってしまう。同じアパートに住む、初恋を貫くことに決めたアラフォー女性のキャラとかは好きでした。

漫画

・ザ・ファブル

試し読みからハマって全巻一気読み。面白い〜!!!みんな好きだけどやっぱりヨウコ姐さんが大好き。一般常識のない殺し屋たちみんなかわいい。セカンドシーズンもアプリで読んでる。

・ブルーピリオド

こちらも1巻からまとめて一気読み。絵が…絵が上手い…芸術性についての説得力がすごい…。芸大・美大出身の人はそれなりに周りにいるものの、どういった受験勉強や試験を経てきているのか全然知らなかったので素直にへええ、そうなんだーーと感心しながら読んでた受験編。大学編はとにかく学祭に遊びに行きたくなっていた。みんな魅力的だけど猫屋敷先生が特に好き。

・酒と恋には酔って然るべき7

おいおい可愛いじゃないの今泉〜。伊達さんが帰ってきてまた一波乱…みたいなフラグ立てているけどここからはまあルートは変わらずぐだぐだなターンでしょう…。美波はるこ作品の30代ゆるキャリ恋愛では堅実な方に決めきれない主人公、読者層に受けが良いのだろうなーと感じる。どの作品も似てるのについ読んでしまう。

・推しの子6

2.5次元舞台編も面白いよー!!周りのエンタメ製作畑の友人たちが「まじで胃が痛い」と言うくらいあれこれリアルだなと思う。私は舞台の好き嫌いが激しく高確率で文句を言ってしまうので最初から2.5次元は行かないオタクなんですけど(笑)頑張っている子たちを見ると良いな〜〜と思う。ド下手くそな彼が誠実に頑張ってるのとかグッときちゃった。

・3月のライオン16

いつの間にこんなラブラブカップルに…。年末年始に家族でパズルに挑戦して完全までに要した時間を記録する遊びがとても楽しそうでいつかやりたいなーと思った。そもそも1000ピースレベルのパズルを組み立てた後に崩すという発想がなかったけど、そうか額装しなくていいんだな…。(パズルの感想かよ)

・かげきしょうじょ!!11

買い忘れていた新刊がポイント還元対象になっていてラッキー。「オルフェウスとエウリディケ」普通に宝塚の演目として実在しそうだよね。ギリシャ神話好きなので観たい。番外編もとてもとても良かった。少女たちが「推される側」になるための物語の中で、「推す」幸せが描かれていて、それが「推される家」に生まれた彼女のお話なのが胸熱。

・凪のお暇9

6巻あたりから徐々に「こ、これはすごい話になってきたぞ…」と思っていたけど、今回もフルスロットルで地方と親の呪い連鎖を描いていてぞわぞわする。私はコナリミサト作品あるあるの「悪人だと思われる描写が続く→実は良い人(逆パターンもあり)で事情がわかるとそれまでの見え方もガラッと変わる、第一印象で判断したら駄目だね!」ネタがかなり苦手なんだけど、凪のお暇はその小ネタがもはや気にならなくなるくらい本筋が重い。ほんわか絵柄でえげつない。早く良い感じで終わるところが見たい。お母さんがお暇を貰う展開はとてもとても良いと思いました。あと正直誰も好きじゃなかったけど今回で円ちゃんが好きになってきたぞ!

 

年々読書量は減っていて趣味読書とも言いづらい感じですが、2022年もゆるゆる気になるものを読んではメモしていきたいです。年末年始のセールで電子積読増やすぞー。

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