本もぐもぐ2020/10-11

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 最近読んだものログ。

・A子さんの恋人 最終巻

A子さんの恋人 7巻 (HARTA COMIX)

A子さんの恋人 7巻 (HARTA COMIX)

  • 作者:近藤 聡乃
  • 発売日: 2020/10/15
  • メディア: Kindle版
 

あまりにも素晴らしい最終巻。これまでもずっと面白かったけど、完結をもって本当に傑作となりましたね…。最後ずっと泣いてしまった。読み終わった勢いでスカイツリーに走り出したかった。すごい漫画だったなあ。A太郎なのかA君なのか、ということに焦点を当てると個人的にはとても納得のいく結果だったのだけど、ラストにA君が出てこないところがまた憎い。この漫画はA子とA太郎のモラトリアムが終わる物語だったのだなあ…。そしてU子ちゃんの「海を泳ぐ仲間を浅瀬で見ている」たとえ話もぐっときた。自分の才能の限界と向き合って、才能ある友人たちと付き合い続ける方法。ヒロくんみたいな人を見つけたU子ちゃんはきっとどんな形でも幸せになれるだろうな。登場人物たちとお別れするのがこんなに悲しくなる漫画は久しぶり。良い作品をリアルタイムで読めてよかった…。

・おじさん、ドル活はじめました!

おじさん、ドル活はじめました! (FEEL COMICS swing)

おじさん、ドル活はじめました! (FEEL COMICS swing)

 

韓流アイドルにハマったおじさんとオタ友になった若い女の子の話。誰も否定されない、平和で幸せな世界〜〜。韓流のファン文化に疎いので、普通に漫画を読みながら用語を学ベて楽しかった。

・秘密

秘密 -トップ・シークレット- 11 (ジェッツコミックス)
 

マンガParkのキャンペーンで全巻再読。いや〜〜〜面白い。清水先生は漫画がうますぎる。昔読んだときに殺人事件の描写が怖すぎて夢に見るので途中でやめたことを思い出した。今回通しで読んでひとつひとつの事件がオムニバスになっているように見えて綺麗に繋がっていることに感動。薪さん本当に好きだ…。雪子さんも好き。歪な四角関係がたまらん。勢いでseason0も最新話まで読んでしまったよ…。

・25時、赤坂で 

25時、赤坂で (onBLUE comics)

25時、赤坂で (onBLUE comics)

  • 作者:夏野寛子
  • 発売日: 2018/12/08
  • メディア: Kindle版
 

めちゃくちゃ流行っていたときに気になっていたものの乗り遅れ、kindleセールで2巻まとめて購入。人気なのわかるな〜って感じでした。絵柄が綺麗、キャラが可愛い。顔が綺麗で執着心の強い攻め好き。

・女の園の星

女の園の星(1)【電子限定特典付】 (FEEL COMICS swing)

女の園の星(1)【電子限定特典付】 (FEEL COMICS swing)

  • 作者:和山やま
  • 発売日: 2020/07/08
  • メディア: Kindle版
 

「夢中さ、きみに」も面白かったけど、さらにギャグセンスが上がっている気がする…。読みながら静かに震えてしまう箇所が多々。続刊なの嬉しいな。

・Daddy Long Legs

Daddy Long Legs (クイーンズコミックスDIGITAL)

Daddy Long Legs (クイーンズコミックスDIGITAL)

  • 作者:勝田文
  • 発売日: 2014/09/25
  • メディア: Kindle版
 

ダディ(ミュージカル)を話題にしたときに思い出し、再読したくてkindle購入。あしながおじさんの舞台を昭和初期にうつしているのだけど、やっぱりうまくできてるなあ。いろんな設定がすごく自然。そして勝田先生の描く強気で賢い女の子とちょっとへたれなおじさま、好きだ…。他の収録短編も面白い。

・遠の眠りの

遠の眠りの

遠の眠りの

  • 作者:谷崎 由依
  • 発売日: 2019/12/05
  • メディア: 単行本
 

大正末期〜昭和初期の福井の女工が少女歌劇団の脚本係になる、というあらすじで読んでみたものの、けっこう想像と違う話だった。全体的に「東北の話」という印象。キャラクターの考え方や、ムラの生活のリアルさ、雪の深い世界の話だなと感じた。同時代で女の子の憧れの仕事に就くお話として「彼方の友へ」を思い出したのだけど、東京と福井でこんなに状況が違ったんだな…と考えてしまった。

・(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法

三宅ちゃんの新刊を頂きました。やっぱり文章がさくさくと読みやすい。そして1冊目の時から思っていたけど、読んだことがある本は「また読みたい」、読んだことがない本は「読んでみたい」と思わせるのがすごいなあ。読んだフリすらしていないタイトルもちらほらあって積ん読候補が増えた。余談ですが、子の命名由来が古語だったので、三宅ちゃんとごはんを食べながらこの名前ってどうかな〜と相談したらその言葉を使っている他の作品なども教えてくれて、さすがだなあと感動したのでありました。あと書評の仕事をしている友人たちはみんなとても忙しそうなのにちゃんと読んで書く時間を確保していてえらい、私ももっとうまく時間を使って本をたくさん読みたいです…。

 

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