最近、子に読み聞かせした絵本を記録するために自分もブクログに登録しました。(い、今更…)なので別にブログで書く必要は無くなったのだけど、本もぐをきっかけにおすすめ本を教えて頂いたりして楽しいので、続けられる限り続けます。年末年始に読んだものメモ〜。
・私をくいとめて
映画化されると聞いて読んでみて、綿矢りさってこんな文を書く人だったんだ…とびっくりした。実は蹴りたい背中以外を読んでおらず…。アラサーおひとりさま主人公の小説や漫画はたくさん読んだけど、描き方のバランスがとても好みだったな。他の作品も読もうと思う。
・きみは赤ちゃん
出産前に読もうと思っていたのに間に合わなかった。けど、出産編と育児編のちょうど狭間くらいにいる現在に読めたのも良かったかなと思う。首を振りすぎて取れそうになるほど共感する部分もあれば、川上さんほどの方でもそういうことを考えたりするのかと驚くこともあり。個人的に「夏物語」で反出生主義と産むことについて死ぬほど考えたので、その作者である川上さんの実生活の話を読めてとても良かったな。作家さんの子育てエッセイ他にも読んでみたいなあ。
・ニューヨークで考え中
WEB連載でも読んでいたけど本として読むのはまた気持ちが違うね。近藤さんの「普通の日常」から発見したことをちょうど良い温度感で拾う感じがとても好き。この一年はご自宅の火事などあって大変そうで一読者ながら心配していたのだけど、小さな幸せや前進を見つける姿勢にいろいろと勇気を頂いた。
・かけおちガール
1巻がkindle無料になっていて思わず全巻一気読み。ばったんさん、「姉の友人」で雰囲気が好きだなあと思っていた。私、百合でもBLでも不倫物はかなり好みが限定されているんですが(まず性別が違えばあなたと結婚していたのにという考え方が嫌い、お互いのことは忘れて現実に戻ろうねパターンも、結婚相手に不実なパターンも、将来のことはわからないけど今がハッピー!で終わるパターンも嫌い)これはめずらしく私もとても納得できる、かけおちの先まできちんと描いてくれている漫画で嬉しかった。しかしそれはそれとして、私は百合漫画でよくファムファタル的に登場する女は大体苦手だな…(笑)
・おとなになっても
こちらも1巻無料で読んでみた百合不倫もの。志村貴子の大人のぐだぐだ恋愛漫画が結構苦手なパターンが多く、上記のように地雷が多いので結末がわからないうちは続刊に手を出していない。。
・blanc
電子版が出るのをずーっと待っていた!うれしい!同級生シリーズは自分にとってはオタクとしての青春ど真ん中で、自分もリアル高校生の頃に読んでボロボロ泣いていた思い出があり、こうして本当に完結したんだなあと感慨深い…。お話としては正直O.B.で終わっていても良かったのでは?と思ったけど、二人のハッピーエンドはファンサービスだと思おう。ご多分に漏れずハラセンソラノが好きだよ!!!
・凪のお暇
えーゴンさんここにきてそんなどストレートに好感度上げてきちゃうの??どうなの?どうなのそれーー???という気分よ!メンヘラ製造機の改心については言いたいことがいろいろある。凪のお暇、完全に親の呪縛や地方の話になってきて心が苦しいけど断然面白いです。
・ブランチライン
プリンセスメゾンの池辺さんの新作。女系家族ものが好きなのかもしれない、と最近気付いた。甥っ子が可愛がられまくっているのが良いですね。これからどんな話になっていくのか楽しみ。
今年に入ってからネトフリに加入してゴリゴリ時間を奪われている。子を抱っこして両手が塞がっていても暗い部屋でも見られるのが便利でつい…。あと絵本を借りるために定期的に図書館の児童書フロアに行くようになって世界が広がった感じがある。楽しいです。
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