最近見たもの読んだものなど、エンタメ摂取の備忘録です。4月も絶賛アジアドラマ期でした!
ドラマ
ひそかな恋模様は、曇りのち晴れ(偷偷藏不住)
はい、今月のどハマり完走作品はこちら!!!
先月「あの日の君と」で中国ドラマを初めて見て、面白かったから次は姉妹作を見てみる!と言っていた、その姉妹作。順番的には「あの日の君と」が「ひそ恋」のスピンオフ的な立ち位置なのかな。
役者さんや細かな設定は変わっているものの、時間軸が「あの日の君と」と重なっているのもあり、二倍楽しめる作りになっていました。で、個人的にはひそ恋の方がかなり好みでループしている…。映像のリッチさや広告の質感は「あの日の君と」の方が好きなんだけど、「ひそ恋」の方がキャラクターが好み。ストーリーにも暗いところがなく、双方の心情を丁寧に拾った脚本がすごーく良くて…ずっと微笑ましい気持ちで見られるのでただただきゅんきゅんしたい人におすすめです。なんせヒロインのルースーちゃん(趙露思)が可愛すぎて完全にハマってしまった。目を細めて笑う愛嬌フェイスと声がほんっとーーにかわいい。お金持ちで愛情深く育てられて我儘に見えるんだけど一本気で大事な人を全身で守ろうとする桑稚ちゃん、良い女すぎるんだ〜!陳哲遠演じる嘉許哥もメロすぎるんだけど、桑稚ちゃんからの一途な片思いが両片思いになる過程が少女漫画好きにたまらんでした。
私の中ではソンジェ並にハマってしまい、2周したのちメイキング動画を漁り、原作コミカライズも課金し、中国版の最新話まで追いかけている…。日々微博見て翻訳アプリを駆使していたおかげで中国語力が上がった気すらする。今ルースーたまとへユンちゃんが付き合いたい女優ツートップです。
「あの日の君と」の白敬亭が五月天のライブにゲスト出演して歌った動画も胸熱すぎて鬼リピートしている…みんな見てくれ…。
離婚保険
今年めちゃくちゃ楽しみにしていたドラマ!本国と時差なく配信してくれてうれしい!「トッケビ」で大好きだったイ・ドンウク氏と「涙の女王」のイ・ジュビンがメインカップルで、ソンジェで面白パパだったキム・ウォネもアドリブ飛ばしまくっているという私にとって最高のキャスト陣。
保険会社の精鋭チームが新商品「離婚保険」を作る…というお仕事ドラマで、保険の仕組み、新商品を作る時に決めること気をつけることなど思っていたよりかなりしっかり保険について学べる脚本。ヒロインの趣味が編み物なので毛糸屋さんが出てきたり、編み物と人生を重ねた台詞があるのもうれしい。主人公カップルの性格も穏やかで好感度が高く、大きな波もない大人のドラマで安心して見られる…のだが、サブカップルもチーム内で成立しているのでさすがに「全員が離婚歴あるのに社内どころか10人以下のチーム内でくっつくのは倫理観どーなってるねん!?」とつっこみたくなってしまった。みんな社内恋愛にはもうちょっと慎重になろう!?とりあえず最終話までは見ます。
バラエティ
3年C組指原×翔太
アマプラで4話限定配信されたバラエティ、面白くて一気に見てしまった。さっしーとSnowMan渡辺くんは実際に同級生だったんですね。すごい。
2人が苦手なことを克服しようと、¥一般企業(といっても小嶋社長のハートリレーションなのだが)に社員として入ったり、合コンに参加したり…をモニタリングするという低予算シンプルなつくりの番組。2人ともコミュ障の方向性が微妙に違っていたり、「年下と接する際に、若者気分で接しても痛いと思われるけど、あまりにもおじおばになりきっても痛いと思われる、どういうテンションでいけばいいかわからない…!」という悩みはミドサーとしてめちゃくちゃ共感した。LINEの絵文字とかね、どれくらいの若さでいけばいいか悩むよね…!あと2人とも普通に日本一売れてる女性タレントと日本一売れてる男性アイドルなので、謙遜やボケが全部いやらしくなっちゃうのもおもろかった。合コンに参加した指原がノブコブ吉村に「まずその腕時計(パテック)は男を萎縮させるからやめろ…」とつっこまれ「今日全身で900万です」と言っているのが最高だった!いいぞもっとやれ!
出てくる芸能人や芸人が普段から付き合いのある感じのメンバーが多く、良い意味で内輪な感じも気楽に見られる。私は古の48おたくなので、指原が小嶋社長ときゃっきゃしていたりノブコブに厳しいことを言われているのを見ると嬉しくなってしまうのだった…。
映画
モアナと伝説の海2
ディズニープラスで娘と視聴。周りを見ていても感じるが、今の子どもってモアナ好きだよね。私は1もあんまり刺さらなかったのだけど、2は正直…ぜんぜん面白くなかった!!えっ、なんでこれ作ったの!?劇場公開できたの!?と思ってしまった!
話の構成は1と同じなのに、冒険に出なければならない動機が1より弱い。新しいキャラクターたちに魅力がない。(旅の仲間に老人の男性が入っているのはディズニー的には新たな試みだったが)1のモアナ&マウイコンビが強すぎたなーと思う。さらに、ところどころ深海生物の挙動がグロテスクで気持ち悪い。レロロロロ…と吐き出す感じ、あれは劇場で見なくてよかった、、4DXだったらまじで吐きそう。
曲は前作ほどではないけど耳に残るし、特にマタンギのGet Lost!は良い曲。吹き替えのソニン合ってた!しかしあの役も必要性はあまりわからなかった!総じてディズニープラス用の続編作という感じだったな〜。映画館で見なくてよかった(2回目)
漫画
ありす、宇宙までも
まだ「面白い!」と「心が痛む〜」7:3くらいで読んでいる。ダブルリミテッドについては実は自分も大学で研究していた分野で、話の主題として取り上げられている漫画があることに感動したんだけど、ここからどうやって宇宙飛行士の夢に繋がっていくのが想像つかない。長い道のりを一緒に追っていきたい作品。
ちょっと待とうよ、春虎くん
1がすごーく好きだった商業BLの続編!ストーリーの方は、1でBLがやるべきお約束をだいたい回収してしまっているので、大きい波もなく、まあ、こんなものかなという感じ…。かわいい2人をまた見られてハッピー。
小説
新しい恋愛
高瀬作品のぞわぞわ感、個人的にはあんまり後味が良くないものもあるけど今回のは好みだった。特に「花束の夜」と「いくつも数える」が好き。社会人になると自分の「好き」に世間の評価が影響してきてしまって、みんなから「仕事できない」って言われている人を好きになれなくなっていくの、わかるンゴね〜。
エッセイ
日本語からの祝福、日本語への祝福
日本語を母国語としない初の芥川賞作家による、日本語についてのエッセイ。台湾で日本語に興味を持ち手探りで勉強していた頃の話から早稲田留学時代のエピソードなど、日本語愛を軸に生い立ちが語られていて面白かった。同い年なので流行っていたものの感覚が近くて楽しい。小説を読んだ時にも小難しい言葉が好きなんだなと思っていたけど、サンホラーだと判明してウケたw絶対ライブで遭遇してるわ。
具体的な言語についての解説、中国語話者から見た日本語の不思議や楽しさが非常に面白く、中国語に限らず外国語を勉強中の人は楽しめるエッセイだと思う。ご本人のプライドがものすごく高いのも伝わってくるので、日常パートの話は好き嫌いが分かれる気もするけども。
展示
ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界


原宿で開催されていたロエベ展に。無料とは思えない充実度!ロエベの歴史やクラフトマンシップが伝わる展示で、ロエベの革細工の間にさらっとピカソの壺とか置いてあるのにびびる。



パズルバッグの部品がバッグに組み立てられる工程が見られたり、シールを廊下の好きなところに貼って作品に参加できる遊びエリアなんかもあり。ロエベが後援するアーティストたちの作品やランウェイを歩いた衣装たちの展示もあり本当に盛りだくさんだった。



ロエベの個性的なコラボたちもたっぷりコーナーがあって、こちらは巨大な「ハウルの動く城」…!360度ロエベレザーですごかった。過去のコラボ服も飾っていたけど、やっぱり今見てもわけがわからんコラボだ…。ロエベって革バッグはわりとシックなデザインなのに服は前衛的だよな…というイメージがあったのですが、展示を通してそもそもアート寄りの思想なんだなあとわかって面白かったです。入場前に「短くても40分くらいかかります」と言われていたのだけど、実際さらっと見てもそれくらいはかかる展示だった。眼福!
そんな感じの4月でした。あとエンタメカウントなのか怪しいけど、ご招待いただき家族で人生初のサッカー観戦に行ったりもした。観覧席の盛り上がりを見ているのが面白かったです。
この秋冬にドラマを見まくっていたのは編み物にハマっていたからというのもあるんだけど
気温が上がってきて今シーズンは一旦おしまいになりそうなので、また読書ペースを戻していきたい…。(編み棒を持ちながら本を読めないのがネックだったのでした笑)
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