プーケットで夜の遊園地カーニバルマジックに行ってきたよ

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プーケットでどうしても行きたかった場所、それがカーニバル・マジック。さまざまなギネス記録を持つ、タイの本気が詰まった夜のテーマパークです。

1年ほど前にSNSで写真を見かけてその桁違いのスケールに圧倒され、「絶対に子どもと行きたい!実物が見てみたい!」と思っていました。なんなら今回の旅の行き先をプーケットにした理由の50%くらいはこの遊園地。(残りの50%はコムローイ)

しかしこの遊園地、2022年秋オープンで比較的新しいこともあり、日本語で調べてもなかなか情報が出てこない。公式サイトにもあまり情報がなく、過去の口コミを読んでも、営業時間の情報すら投稿者によって違う(海外口コミあるある)。どのチケットを買うのがいいか、どこから回ればいいかなど攻略法がわからず、最終的には行かれた方にDMで質問させて頂いたりしました。ということで、レポ&おすすめ情報を残しておきます!このブログがこれから行く方の参考になれば幸い。

営業日とチケット種別に注意

営業日は毎週月水土のみ。そして17時から23時半まで、夜のみやっています。

公式サイトには営業日カレンダーが見当たらないので、年末年始も曜日固定なのか?大晦日や元旦は閉まっていたりする?行ってみたらやっていないんじゃないか?と結構ハラハラしました。現地に行ったら閉まってる/チケットが売り切れている…という事態を回避するために、事前にチケットを買っておくことをおすすめします!!日付指定で買っておけば安心!!

チケットはプーケット内のホテルや街中のチケット売り場(本当にあちこちにある、アクティビティや船の予約ができるブース)でも買える。私は日本語で情報が見られる&ちょっと安く買えるのでklookを利用しました。

カーニバルマジック入園チケット

ちなみに子ども料金の対象は年齢ではなく身長が基準!うちの子は規程身長より低かったので無料でした。

おすすめチケット

チケットにはいくつか種類があって、ベースの入園チケットに食事(ブッフェ)や送迎がついているものが選択できます。

食事はつけるべし

園内にはブッフェ以外の食べる場所が基本的になく(アイスやポップコーンのような軽食程度)、パークから出ても近くに店はないため、食事はつけておくのが良いと思います。というかこのレストランがめっっっちゃ面白いので体験として絶対に入れておいた方がいい…。(後述)

送迎はホテルの立地による

遠方のビーチに滞在しているなら送迎付きは便利かもしれない。ただ帰りの集合時間がギリギリで慌てたという口コミもちらほら見かけたので、私は送迎はつけず、行きはホテルからGrab、帰りはトゥクトゥクで帰りました。閉園時間にあわせてトゥクトゥクがたくさん待機していたので、近くなら問題ないと思う。値段的にもその方が安い。

チケットに含まれるもの

基本的にはパークの入園料と、名物「リバーカーニバル・パレード」の鑑賞券のみ。中のアトラクションやゲームは別料金ですのでご注意を。チケット代が1万円弱するので、ディズニーランドのように乗り物にたくさん乗れる!と思って行くと肩透かしを食らうかも。

園内で買えるお得チケット

ただし入園後に買える、ちょっとお得なチケットはあります!(この情報が公式のどこを探してもなくて、行かれた方にDMで教えてもらった…。)

左はキッズ用の遊び場の乗り放題チケット。これがかなり良かった!お子様は絶対に買った方がいいと思う。右はゲームの回数券的なチケット。私たちはゲームにそんなに興味がなく、やらなかったな。ただ大人はアトラクションが少なくて、鑑賞する以外はゲームくらいしかやることがないかもしれない(笑)

カーニバルマジックの見どころ

とにかくスケールが大きい

まずこの遊園地、総工費・260億円、6年かけて作られていて、ギネスは9つ保持。「世界最長のパレードフロート」「世界で一番大きいLED◯◯」などイルミネーション系のギネスが多いんだけど、このパレードショーとイルミネーションが、とにかく笑っちゃうくらいスケールが大きい。ショーは見ているうちに笑いが止まらなくなり、イルミネーションはだんだん悪夢の中を歩いているような気がしてくる。何を言っているかわからないと思うけど本当にそういう場所なんです。

アトラクションもあるけど、ジェットコースターとかはなくて、乗り物は主に子ども向け。基本的にショーとイルミネーション、ゲームセンター的な遊び方がメインの遊園地です。

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リバーカーニバル・パレード

なんといってもこちら。録音録画ができる機器は入場前にロッカーに預けさせられるため写真がないのですが、、とにかくスケールが大きい屋内型パレード。シアターで見る屋内型のパレードってどういうこと?と思いますよね?私も思いました。でも本当にその、こちらが客席に座っていると巨大なパレードがやってくるんですよ…。何を言っているかわからないと思うが見たら理解できるのでぜひ見てほしい。「こんなんあり?」と笑いが止まらなくなる。

パレード専用劇場がこれくらい大きいです。中も豪華絢爛ですごいです。

チケットなしで入場した子どもは膝上での鑑賞となるので注意。あと日によって公演が2回あるので、パーク入園時にチケットブースに並んでどちらかの回のショーを選ぶように言われます。食事の時間との兼ね合いで決めるのがいいと思う。

イルミネーション

「光の魔法王国」の名に恥じない輝きっぷり。関西人にしか伝わらない例えですが、昔の一番規模が大きかった頃のルミナリエを30倍派手にした感じです。ぎらんぎらん。

写真の隅っこの方に小さく人間が写っているのがわかりますかね…?伝わるだろうか、この広さが…。

あまりにも広いので、イルミネーションを巡るためだけの園内カーも借りられます。小さいお子さんを抱っこするのがしんどい人は乗ってもいいかも。しかしそれも3000円くらいするので私は大人しく歩きました。屋内はブルーライトに照らされて蛍光色の空間で、「大麻やってる人の見た夢みたいじゃない?」と言いながら歩いていた(プーケットまじであちこちに大麻屋があるので…w)f:id:oukakreuz:20250312154430j:image

お姉さんたちと写真撮れるところもあったよ。目が慣れて麻痺していたが写真見るとギラギラしているな。

広すぎるブッフェレストラン

個人的には一番ツボだったのがレストラン「バード・オブ・パラダイス」!!

指定された時間に会場に向かいます。

こちらも映り込んでいる人の大きさと比較してみてください。でかい。

そして中に進むと…

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いやひっっっっろ!!!!!!!見渡す限りの机と椅子!!!!ちなみにこれ、端の壁の奥にも部屋が続いているのよ!!

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極彩色の世界…視覚情報が多すぎて目がチカチカする。

ブッフェは「インターナショナルな料理」とありますが、タイ料理とインド料理が多い感じだった。人気で人が並んでいたのはパッタイバーといろんな種類のフライドポテトが選べるポテトバー。

全体的にピンクの世界(パンやごはんまでカラフル!)なので娘が大喜びしていた。味はけっこう辛いものもあるので要注意。子どもはスープ、パン、ポテト、魚とか食べていたかな。

キッズエリアがかなり良い

前述した子ども用の乗り放題チケットがかなりよかった!広いキッズエリアがあって、未就学児はここで十分楽しめる。

巨大なボールプールや滑り台、屋内の電車や乗り物などありました。靴下を履いていないと入場できないので、裸足だった我が家はその場で靴下を買った。そんなに高くないし、普通にお土産になったのでよかったです。

ちなみにここは託児所のように預けることもできる?ようで、席を外す時は監視カメラを見られるQRコードを読み込むように言われた。

ミニ観覧車(大人は頭がぶつかるくらいの狭さ)やトゥクトゥク型の乗り物、メリーゴーランドなどもありますがどれも規模が小さくて、一度乗ればいいかなという感じ。どれも大人には小さいと思う。

面白すぎるトイレ

トイレが面白いから絶対に行け!と口コミにあって、どういうこと??と思っていたのですが…

「TOYLET」という名前で一大アミューズメントスポットになっていたのでした。

中がこんな感じ。ギラギラ!カラフル!ひとつひとつの個室の作り込みがすごい。トイレで撮影するのは良くないか…?と思いきや、(少なくとも女性側は個室しかないので)オープンな空間はみんな写真撮りまくってた。子ども用のトイレはバス型で、中に手すりや吊り革があったり窓の外で映像で流れていたりして、子どもたちが大はしゃぎでした。そりゃ楽しいよねえ。

屋外パレードもあるよ

ギネス屋内パレードが目立ちがちだが、一応屋外のパレードもある。

私が行ったときは一日一回のみで、始まる前に「パレード始まるから見に行きなよ!!」とゲームコーナーを追い出されるくらいスタッフみんなが推していたので、すごい混雑だった。ゾウはともかくニワトリや牛がフロートになっているのが斬新で面白かったな。あとサンタっぽい人も乗っていた。規模は小さいけど最後にシャボン玉がいっぱい飛んだり、ダンスタイムがあったり、歩いているだけでなんか風船が貰えるのが楽しかったです。そう、この遊園地は基本的になんでも別料金で高いけど風船だけはそこらへんで貰ったり拾ったりできた(笑)

歩いているだけで楽しい

特に暗くなってからはどこもかしこもギラギラしているので、イルミネーション以外の場所も歩いているだけで楽しいです。

こんなにピッカピカな道をシリアスな顔で歩くの難しいでしょ。みんなハイテンションでけらけら笑っている愉快な空間。

お買い物事情

遊園地のオリジナルグッズは、ゾウのキャラクターのぬいぐるみや園内で指定スポットでかざすと光るステッキみたいなやつが2強。

他にもいろんな色や素材のゾウがいた。うちはピンクマーブルのゾウのぬいぐるみを買いました。

あと高い貴金属とか、タイのお土産っぽいもの、民族衣装、特にタイは関係なさそうなおもちゃなどなどいろんなショップがあった。基本的に物価は高めなので、カーニバルマジックオリジナルの物でなければビーチのショッピングモールの方がお手頃で良いものが見つけられるんじゃないかなーと思う。

おもてなしの精神が素敵

ということで、お馴染みのディズニーなどの大型テーマパークと比べるとアトラクションやグッズ、キャラクターコンテンツは弱いのですが、圧倒的なギラギラ感とスケールはここにしかない魅力。そして良いなあと思ったのが、これだけスケールが大きいのにスタッフさんひとりひとりがすごく優しくて、対応があたたかいこと。タイは子どもに優しい人が多いな〜と感じることが多かったけど、特にカーニバルマジックは遊園地クルーとしてのサービス精神もあって、キッズコーナーではシッターさんのようにくっついて遊んでくれたりして、みなさん優しいなーと感動した。

ギラッギラのイルミネーションの最後、出口の直前がまさかの生身の人間が額縁の中から手を振って見送ってくれるスタイルなのも衝撃だった(笑)最後までニコニコ笑顔になれた!!

 

とにかくテンションが上がる遊園地でした。宿に戻った後もしばらく残像が焼き付いていて、大人たちは「目を瞑っても光るゾウが襲ってくるうう…眠れない…」とうなされていた。園内BGMも中毒性が高くてずっと脳内リピートするのよ。書いてても「悪夢を見たんか?」という感じなんだけど、本当に楽しい場所なんです。娘は遊び場としても楽しかったようで、帰国後も「またあの遊園地行きたい」と言ってます。

プーケットに行かれる方はぜひ!異空間を体験してみてください!!

 

www.oukakreuz.com