「涙の女王」めちゃくちゃ泣いた、ハマった

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香港ディズニーのブログ書きたいなとか積んでる本読まなきゃとかそもそも仕事も忙しくていろいろ切羽詰まっているんですけどそんな全てをほっぽりだして今週何をしていたかというと隙間時間の全てを費やして「涙の女王」全16話を見てました。毎朝出勤中と昼休みにスマホに齧りつき毎晩2時半まで見て寝不足で仕事してた。何やってるねん。

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1週間かけて完走したんだけど、こんなに文字通り寝る間も惜しんで見てしまうほど続きが気になって夢中になるドラマが久しぶりで超ーー楽しかった。月末にエンタメ感想ブログ書こうと思ってたけどこの勢いのままブログ書こ!!と思ったので書きます。

韓国ドラマ見たわー!!という満足感がすごい。恋愛、愛憎、策略、お家騒動、病気に事故、すべてが盛り盛り。なんですけどねやっぱり主役の2人が美しくてカップリングとして萌えすぎて、私は夜な夜なピンタレストで #ペクホン夫婦 (カップリング名)をいろんな国の言葉で検索しては画像や動画を保存している。東南アジア圏のファンが切り抜き動画をよく作ってくれててありがたい。ていうか公式のポスターがどれもめちゃくちゃおしゃれだよねさすが。

何の前知識もなく1話を見て、「なるほど倦怠期の格差婚夫婦が愛を取り戻していく話ね。そして難病モノか〜最後まで見られるかな」と思っていたんですけど、財閥3世で高飛車な妻ホン・ヘインと田舎出身の完璧イケメン、ペク·ヒョヌという漫画より漫画っぽい設定の2人にどんどん夢中になってしまい、、

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ペク・ヒョヌはイケメン高身長高学歴(ソウル大法学部主席)ボクシングの元チャンピオン兵役でもなんか良いところに配属されており料理もできて仕事もできて妻に超尽くしていて酔ったら可愛いというとにかく完璧夫で、視聴者は皆「ああペク・ヒョヌのような人が現実にいたら出会いたい…!でも私がホン・ヘインじゃないから無理…!」と思っていることでしょう。これデジャヴだなと思ったら「愛の不時着」の時も「ジョンヒョクがいないこの世が辛い…!でもまず私がユン・セリじゃないから!セリになりてええ」と叫んでいましたよね、ね?

各所で評価されてますが主役カップルの演技が素晴らしくて、2人とも毎話とにかく泣く。タイトルに恥じぬ泣きっぷりでつられてこちらも泣いてしまう。結構シチュエーションはツッコミどころ満載なんだけど、途中から見てる側もどっぷり浸かっているので全てがドラマティックに感じてしまうのだ。最後2,3話くらいなんてヒョヌは「ドイツで車が事故に遭い、妻が乗っていると勘違いして車のガラスを素手で割り助けようとする」→「すれ違っていたヘインとやっと話せると横断歩道を走る途中で車に撥ねられる」→「死にかけで骨折してるのに救急搬送された病院から抜け出しヘインを助けるために別荘へ」→「ヘインを庇って猟銃に撃たれる」と生死を彷徨いまくっていたのに数週間後にはしれっと弁護士として裁判に立っていて、いやさすがに生命力強すぎるだろ!!!と突っ込みたくなるのだが見ているときはもう完全に麻痺しているため普通に毎話号泣である。なんであんなに泣いてしまったのかわからないがもう一周してもたぶんまた泣く。

あとさすが「愛の不時着」チーム、周囲のキャラクターがみんな魅力的でその人間模様も良かった〜〜。本当にいけすかないセレブだったヘインの一族たちが経営権を奪われて没落しヒョヌの実家に身を寄せる中でどんどん人間味を出していくのがとても良かった。ていうか最初のモラハラ義家族ぶりが韓国ドラマだとしてもやりすぎやろ…!というくらい過剰なのだが、それもまた味。特に後半めちゃくちゃ株を上げたのはヘインの弟スチョル。馬鹿で仕事できないが目立ちたい、ママに頼んで姉の手柄を横取りしようとするまさにドラ息子(長所は愛妻家で子煩悩なことだけ)だったのが、後半はその唯一の長所があまりに炸裂していて泣かされたようう。妻ダヘが実は財産目当ての詐欺師で息子のゴヌも別の男の子だった…と判明した後もアメリカに高飛びしたダヘを想って泣き続け、オンラインゲームでダヘを見つけて最初に送ったメッセージが「愛してる」とかではなく「ゴヌの予防接種記録(英語付き)」だったのが全編通して私の一番の感動ポイントだったかもしれない。い、良い男すぎる…!!

ヒョヌのお母さんは最初から最後までずっと素晴らしい人で、義母との対比なんだろうけど韓国ドラマで親世代にモヤモヤすることが多いので安心して見られてよかった…。

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あと韓国ドラマだな〜!と楽しかったのはモ・スリで、女性でここまで生粋の悪党を描いてくれるのは清々しい。従順な愛人時代からラスボスになるまで身につけているジュエリーがどれも素敵で、「タサキのコメットやブルガリのディーヴァって60代でこんなに映えるのか〜今から買ってもいいな…」と謎の物欲が煽られてしまったよね。ホン一族側とスリ陣営を行ったり来たりの蝙蝠女・グレイスも日本のドラマ、というか創作物ではなかなか見られないタイプのキャラクターだよなあと面白かった。己の欲に正直。

当て馬ポジションであるウンソンはちょっと救いがなさすぎて&普通に行動がキモくて当て馬大好きな私も全然好きになれなかった…が気の毒な人だったなあ…。どう見てもヘインと関わるほど人生が悪い方向に転がっているんだから別のところにいけばいいのに…。あと犯罪を手下にやらせる割に後処理がいつも雑。最後のひき逃げとかよくあんな犯行でいけると思ったな。ていうかウンソンの父親って誰なんだろう?ホン家の人なのかと思っていたけどそうでもなさそうだし、スリはなんでホン家をターゲットにしていたのかよくわからなかったな。見落としていたのかもだが。

なんかちょいちょいそういう「で、あれって何なんだっけ」というポイントはあるし、運命と言ったってそこまで重なるとちょっとやりすぎ(愛の不時着と同様、実はこの2人は過去にも出会ってました!系のエピソードが多重にある)ものの、最終的には全て勢いに呑み込まれて「…お、面白かったー!!!」となってしまうのが楽しかった。いやだって2人が可愛いんだもんそれが全てだよ。お顔ももちろんなのだが2人の手が美しくて手のアップシーンに毎回ときめいていた。うう。結婚式写真とドイツロケ写真を集めまくっているよ…美しすぎるう…。OSTもめっちゃいいの。曲が流れるだけで条件反射で泣いてしまうよ。

最終回の終わり方も個人的にとても好き。人生で与えうる全ての幸せを享受したのちに…というモノローグとドイツの美しい景色と余韻のあるエンディング。いや2人と娘のスペシャル編を!!!妊娠期間中のイチャラブとかを!!!見せてくれよお!!!!となりつつ!!!両家の家族写真も超良い〜義母が血のつながらないゴヌを抱いてるのが泣ける。

2周目入ったらまた色々思い出して追記するかもしれない。とにかく今私は韓国行きたいモードが高まっていますね。あと愛の不時着も見返したくなったしキム・スヒョンさんにハマったので他の出演ドラマも見たい。見る。ひさびさ韓ドラマイブームきたでこれ。

現代ソウルがクイーンズ百貨店のロケ地だったのでたくさん映るのも嬉しかった。また行きたいな〜。

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