サマルカンドの素敵なB&B 憧れのウズベキスタン#2

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#1はこちら

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タシケントから特急列車でサマルカンドに到着。駅からタクシーで宿に。

知人が宿泊した様子を写真で見て、私もサマルカンドに行くなら絶対にここに泊まりたい!!と思っていたB&Bを予約していました。アミール廟のすぐ近くの路地を入って、こんなところに宿があるの?という道を歩く。

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見落としそうな奥まった入り口。ブザーを押して中に入ると楽園が広がってました。

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映画「君の名前で僕を呼んで」の世界のようではないですか…?光の入り方が…もう…天国…。

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ウズベキスタンはこういう中庭がたくさんあるみたい。外からは全く想像できない豊かな緑!ウェルカムティーをいただいた冬の館の中庭もとても素敵だった。

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夏の館と冬の館の間は裏路地を通るのだけど、その間にある扉たちもとても素敵。精巧な彫刻の施された重厚な扉。

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朝食を食べるために毎朝この裏路地を通ったけど、毎回間違えて別の道に入りそうになってしまった。

お部屋は2ベッドの個室。シャワートイレ付きで、早めに予約して一泊3000円くらいだったかな。電気やお湯の出に難はありつつ、それもまた歴史のあるお家という感じで楽しめました。

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窓から中庭が見えた。夜は本当に真っ暗になるのでちょっと怖い。

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お部屋の壁一面にスザニ(伝統工芸の掛物/敷物になる織物)がかかっていてとっても可愛い。

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窓から見えた中庭。wifiも入るし過ごしやすいので宿泊者がよく本を読んだりしていて、ここに座っているといろんな人に話しかけられました。

食事をする冬の館の部屋。これが民家の一部屋だなんて信じられないね…。

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朝食はできたての料理がたくさん並んで、毎朝とても楽しかったです。

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お庭で穫れた果物を使った自家製ジャム。どれも売って欲しいくらい美味しかったな。

果物がなっている時はさらに素敵な様子。宿をご紹介くださったよーこさんのツイート、ツリーで他のサマルカンド情報も見られてとても素敵です。私はよーこさんの影響でウズベキスタン行きたくなったので…。

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早いもの勝ちでお庭でも食べられたことも。夏の期間はみんな外で朝食らしいです。私たちが行った時はすでに夏カウントだったのだけど、珍しく1週間雨が続いていたから冬の館を使用していたのだとか。止んでから到着できてラッキーだったな!「雨のために扉が閉まりにくいかも」と言われ、どういうことだろうと思っていたら本当に客室の扉がなかなか閉まらず、雨のない国の湿気ってこういうところにも関係するのねと面白かった。

食堂や中庭にはスザニがたくさん積まれていた。館中に飾られているスザニも定期的に取り替えたりするのかな…。

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このモチーフたち、乙嫁語りを思い出すなあ素敵だなあ。素敵しか言ってない。

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とても良くして頂いた宿のオーナー。スタッフの皆さんは家族のようで、お子さんが学校に行くところを見送ったりおじいちゃんが毎日散歩しているのに会ったり、生活の一部にお邪魔させて頂いているようで楽しかった。ほどよく放っておいて貰いつつ、ゲストハウスらしい距離感の近さもあって、居心地の良いお宿だったなあ。荷物を運ぶのを手伝ってくれたポーランド人のお客さんは7年前から毎年この宿に来てスタッフとして手伝っているのだと言っていた。毎年来たくなる気持ちはとてもわかる。

久しぶりにアジア系以外の観光客とたくさん交流したのも楽しかった。ウズベキスタンに滞在中、日本人だというと「島国だよね」「4つの島からできてるんでしょ」と言われることが非常に多くて、初めての経験で面白かった。そういえばウズベキスタンは海がないのだよなあ。しかし4つ?と思って尋ねると大抵「トーキョー、オーサカ、ヨコハマ…」と都市名が返ってくる。前述のポーランド人にも「島国だね」と言われたので「そうそう、4つの島ね(笑)」と返したら、「いやいや、もっといっぱい島あるでしょ。ロシアに狙われてるやつとか(笑)」と返されてよく知ってるな〜とウケたりした。

昨日はどこ行った?明日はどこ行く?あなたの国に行ったことあるよあそこが素敵だったよ、その場限りではあるものの、旅人同士の交流は楽しい。

宿が素敵すぎて写真ばかりのブログになってしまった。この宿に泊まるためだけにまたサマルカンドを訪れたいなと思うような場所だった。ご紹介いただいた場所なので宿名は書きませんが、ここにある内容だけで十分特定できると思うので、興味のある方は検索してみてくださいね。

#3につづく。

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準備編

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