秋に仙台に行きました。
実は東北地方に行くのがほぼ初めて（出張で秋田に行ったことがあるのみ）。そしてコロナでしばらく会えていなかった長年のインターネットフレンズと集まるのが目的の旅だったのでずっと楽しみにしていたし、旅行中ずーっと楽しかった。
今回集まったのは約20年前にせっせとHTMLを打ち込み作った個人サイト時代（！）に相互リンク（！！）し、互いの実家にせっせと手紙を送り合って仲良くなった友人たち。一緒にいろんなところに遠征/旅行した青春よ…。個別で出産後に会いに来てくれたりしていたけど、みんなで集まるのは本当に久しぶり。SNSで毎日お互いの様子を見ているけど、対面で会えるのはやっぱり嬉しい。そして今回は会えなかった数年の間にこれまた仲良しの友人（こちらもなんだかんだで10年ほどフォロワー）が結婚したということで、みんなで新居にお邪魔する＆パートナーの方とご挨拶するのが大きな目的だったのでした！めでたーい！
1日目:仙台
田園で念願のはらこ飯
友人婦婦が車を出してくれて、はらこ飯の人気店・田園に連れて行ってくれた。毎年はらこ飯の写真を見て美味しそうだな〜いつか食べたいな〜と思っていたので念願叶ったよー！
お店はかなり人が並んでいて、待合エリアが広くて座っていられたけど3-40分は待ったかな？でも仙台に近い別の支店はもっと並ぶらしい。そもそも季節限定のメニューだということを知らなかったのだけど、シーズン中に来られてよかったー。
じゃーん。これがはらこ飯！！おおおおいしかったああああ！！
火の入った鮭といくらの親子丼だと思っていたら、下がほかほかの炊き込みごはんでびっくりした！ごはんと具を混ぜながら食べるのね。「テイクアウトもあるけどできたてが美味しいから」と聞いていて、できたて＝魚が新鮮ってこと？と思っていたけど食べてみて納得。これはできたてが最高だわ！！
山元いちご農園でパフェ（見学）
田園の近くに人気のいちご農園があるということで立ち寄り。はらこ飯を食べ過ぎ＆寒さで体調を崩した私が動けなくなり、友人たちがパフェを食べながら待っていてくれた…。
えーーん美味しそうで美しいパフェでした！！時期によって使っているイチゴが違うみたいで（このパフェの中でも種類の違うイチゴが使われていた）他のメニューも美味しそうだった。いちごのお酒など物販も豊富で、私はへろへろで見られなかったんだけど友人がジャムを買ってくれていた（泣）やさしい。
果肉たっぷりで美味しかったです。娘がぺろっと食べて1週間くらいでなくなってしまった。
お店のイートインスペースにある椅子全てに吉幾三のサインが入っているのがめっちゃツボだった。なぜ全ての椅子に…。
その後友人婦婦宅でぬくぬくさせて頂き完全復活。ご迷惑をおかけした…というかこのメンバーと遠出する時、私が体調を崩して世話してもらうことがやたら多い。気が抜けているのか…。友人の妻さんにもとても良くして頂き、ウェディングフォトを見せて貰ったりたくさんお喋りできて楽しかったな。
ここから遠方組で仙台市内のホテルに移動。
牛たん通りとエスパルで夜ごはん調達
せっかく仙台に来たから牛たんを食べたいけどお店で1人前食べるのは厳しそうかなー…ということで、JR仙台駅にある牛たん通りでお弁当を購入。注文してから焼いてくれるみたいで、これ新幹線に乗る前に買えるのいいなあ。
あとは駅直結のエスパル地下でお惣菜などを調達。ホテルごはんの時にお惣菜を少しずつ選ぶの楽しくて大好き。仙台、駅周りになんでも揃っていて便利だな〜。
牛たん弁当は喜助と利久。どちらも気になっていたお店なのでまとめて食べられて嬉しい！とても美味しかったー！！牛たん、普段の生活でそんなに選択肢に挙がらないけどたまに食べるとうまー！！てなりますね。
友人が徐に参加させてきたちぃかわ。ホテルのテレビにスマホを反映して配信を見たり舞台映像を見たりであっという間に深夜。この遠征ノリ久しぶりだ。
2日目: 松島
38mitsubachiのスフレパンケーキで朝ごはん
朝ごはんもお部屋で、昨夜エスパルで購入したフルーツサンドを。
友人におすすめしてもらった38mitsubachiは東北初のパンケーキ専門店なのだそう。とちおとめのサンド、生地がふわっふわでぺろりと食べられた。チェックアウトまでのんびり過ごしてプチ遠足に。
松島海岸で観光船に
仙台のガイドブックを読んで意外と電車ですぐ行けるということを知り「松島行ってみたい！！」と主張したら採用してくれた。私以外は何度も仙台に来ているので松島の近さに驚いているのは私だけだった。みんな付き合ってくれてありがとう。
良いお天気！駅周りが観光地としてかなり整備されていることにも驚く。そりゃそうか。なんか京都みたいな雰囲気なのに人が多すぎず、商売っ気が強すぎない感じがかなりよかった。
せっかくなので観光船に乗り松島湾を一周する。地図で見ていた通り、島が多すぎて常に説明の放送が流れている状態で面白い。あとあらゆるエピソードに伊達政宗が登場する。ファンは嬉しいだろうな。観光船に乗ると今旅行してるぞ〜！！って気分になる。楽しい。
松島さかな市場でまぐろ尽くし
せっかくならお寿司が食べたいなあ、と言っていたら友人婦婦が観光地価格のお寿司屋さんより良いよ、とおすすめしてくれたさかな市場。まぐろ漁船の船元が運営しているため、特にまぐろの質が良いらしい。
ちょっとした屋台が出ていたり直送のお買い物コーナーがあって見ているだけでも楽しかった。ここでまぐろづくしのお寿司セットを注文し、2階の食堂コーナーでいただく。
赤身、中トロ、ねぎまぐろ、炙りが2貫ずつのって1300円。めっっちゃ美味しかった…まぐろって美味しいものは本当にとろけるよねえ。大満足。
松かまで笹かま焼き体験
名物・笹かまもどこかで食べたいなあと思っていたら道沿いにお店がたくさん…。せっかくなので自分で焼く体験ができるお店に入ってみた。
網に並べてじっくり焼いて、いいタイミングでひっくり返して…意外と綺麗な焼き色をつけるのが難しい。焼きたてはこれまためちゃくちゃ美味しかった。笹かまってこんなに美味しかったのか…。こういう体験系も、旅行してるわあ〜って気持ちが高まりますね。はしゃぐ。
瑞巌寺（入り口）散歩
瑞巌寺どうする？行っとく？と相談し、帰りの電車の時間的に入り口だけ見てみよっかーと行ってみたら思いのほか良い景色。
ちょうど紅葉の季節＋なんか和傘とか展示していて良い写真スポットだった。
かなりご高齢の女性3人組と写真を撮り合いっこして、私たちも歳とっても旅行とかしようね〜と話したりした。その頃も普通に毎日インターネットで喋ってそうで怖いが。
仙台駅でずんだ祭り
私はずんだシェイクが大好物で、羽田空港に行ったらわざわざずんだ茶寮のあるT2か国際線ターミナルまで移動しているくらい好き。（このブログでも何回も登場していると思う）ということで本場に行ったら絶対にいろんなずんだ商品を食べたい！！と思っていたのでした。今回は本格的な和菓子店に行く時間がなかったので、駅内にて。
喜久水庵ずんだ茶屋でずんだ餅3個入りをゲット。後ろにいるのは呪術廻戦の等身大パネル…映画に登場したかなんかでバズっていたよね。喜久水庵の「喜久福」を以前いただいてとても美味しかったので（もちもちした求肥にクリームが入っているおやつが大好きなのだ）お土産にたくさん買いました。好きすぎて通販もしちゃったよ。
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特にずんだ・生クリーム・ほうじ茶・マロンが好き！
あとはずんだ茶寮の生クリームパンずんだシェイク風味。これは新幹線のお供にした。当たり前にめちゃくちゃ好みで、もっと買って帰ればよかった…。
このずんだ限界勢向けのようなパウチシェイクも気になった。冷凍庫に入れておいて飲みたい時に飲めるの最高じゃん。箱で取り寄せたい。
ロワイヤル・テラッセにハマる
自分にしてはめずらしく、お土産をたくさん買いました。仙台って持ち帰れる美味しいものがたくさんあるんだなあ…いいなあ…。買ったのは笹かま数種類・喜久福・ずんだクリームパン、そして友人に勧めてもらったロワイヤル・テラッセのお菓子たち。
ロワイヤル・テラッセは萩の月で有名な菓匠三全が運営している洋菓子店ということでヅカオタの我々の信頼度はかなり上がっていたのですが（長年スポンサーをしてくださっています）、ホテルで食べる用に買ってみた生パイがすんんごく美味しくて！
カスタード風味の生クリームがフレッシュで！パイもさっくさくで美味しいの！！見た目素朴なのにめっちゃ美味しくてびっくり感動した。なので翌日もエスパルの店舗を訪れて、おすすめされるがまま焼き菓子も買いました。
店名を冠した代表作。バター香るサブレにダマンドポテト（スイートポテトみたいな味）が挟んである。これがまたおいしいー！！もっと買えばよかったよ。
大好きな友人たちと美味しいものをたくさん食べて良い景色を見てリフレッシュした旅でした。
ホームページ時代〜SNS黎明期の友達って特別だな〜と改めて思ったな。学生時代に名前も立場も明かさない状態から自分の「好き」だけを発信して見つけた仲間で、学校も住んでる地域も家庭環境も違うから逆に愚痴とか話しやすかったりして。インターネットで出会った友達なんだけど学校の友達より自分のことを知ってくれてたような関係。今はSNSで人と繋がりやすくはなったけど、昔のインターネットほど違う属性の人と友達になることは減ったなあと思う（今はライフスタイルも含めてTLを選別してるのでそりゃそうなんだけど）あと昔は自分の好きを発信するために一からホームページを作らないといけなかったので（笑）自分含めてみんな「どこかに趣味が合う人がいるはず！出会いたい！！」って熱量がすごかったな。私はよくブログのことも「海に流す小瓶」に喩えているけど、まさしく海を隔ててお互いに小瓶を拾って、流し返してくれた友達なんだよね。こうして長く付き合えているのはとても幸運なことだな〜と思うのでした！
