ひとりでスタバにいる

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自由時間ができたのでスタバに来た。

現在育休中の私は基本的に24時間×週7日べったり赤子と一緒なので、たまに夫が気を利かせて「ちょっと1人で出かけておいでよ」と声をかけてくれる。出かけるといっても諸々の制限があるので行き帰りも含めて3時間くらい。電車に乗って街に出るには余裕がなく、1人で散歩をし続けるには長い。そこで徒歩15分ほどのスタバにPCを持参して店内で1-2時間ブログを書いたりしてみたところ、これが非常にしっくりきた。

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Wi-Fiが使えて禁煙でコーヒー以外のメニューがあればタリーズでもマクドナルドでも良かったのだけど、ちょうど友人にスタバカードをプレゼントして貰ったのでスタバにした。平日のオフィスビルは出社する人も少ないのかガラガラで、席間隔も広くてゆっくりできる。

思えば出産前は「1人でカフェでのんびり」は滅多にしない時間の過ごし方だった。私のリフレッシュ方法は旅行や観劇など休日に動き回ることだったし、そのための節約として水分はタンブラーやペットボトルを持ち歩いていたし。ケーキやパフェを1人で食べに行くことはあってもそれは「その品を食べること」が目的で、「のんびりする」ために行くことはなかった。基本的には友人や夫と会話を楽しむために入る場所で、1人で本を読んだりブログを書いたりするなら家でお茶を淹れたらいいよね、無料で時間無制限で横にもなれるし〜なんて思ってた。

今は、お店でひとりきりでPCに向かって集中できる時間をすごく贅沢に感じる。別にふだん息抜きする間も無いくらい忙殺されているわけではなく、子を抱きながらネトフリ見たり子に授乳しながらスマホで漫画読んだりしてるけど、目も耳も常に赤子の存在を捉えているし、30分続けて同じことはできない。片手でツイートはできるけど、キーボードで1000字くらいの文章を書くのが結構至難の業なんだよな。だから外で親スイッチを切って、他人の会話や店内BGMを聞き流しながら作業に没頭できるだけでかなりリフレッシュになるとわかった。特に文字を吐き出すことは私にはデトックスに近いのだけど、これはまた別の日記で書こう。とにかく、「ひとりでスタバでのんびり」の良さがようやく実感できた気がする。子どもの頃は退屈で仕方なかった「宿でゴロゴロするだけの温泉旅行」が大人になってから魅力的に感じるのと似ているね。