そろそろ手帳を検討するのが楽しい季節になってきたので、3年ほど前から下書きにあたためていた記事をやっと出す!!!よくご質問いただいていた、私がここ10年ほど愛用している手帳「トラベラーズノート」の紹介です。
トラベラーズノートとは
「手にとって旅に出たくなるノート」「旅をするように毎日を過ごすノート」というコンセプトで、トラベラーズカンパニーが発売している革製の手帳。レギュラーサイズ/パスポートサイズの2サイズあり、シンプルな作りでカスタマイズ性が高く、種類豊富なリフィルやアクセサリーを組み合わせて自分に合わせた使い方ができるのが魅力。
トラベラーズノートはシステム手帳のように自分で中身を入れ替えられるので、インスタやトラベラーズファクトリーの公式サイトを見ているとスケジュール帳として使用している人、日々の思考記録に使っている人、デッサン帳にしている人、そもそもノートを入れず財布や名刺入れとして使っている人…などなど本当にいろんな使い方があるんだなあとわかって面白い。世界中にファンが多く、ノート内のみならず革カバー自体にアクセサリーをつけて改造したり、リフィル自体を自作するようなコアな人もいます。
なぜトラベラーズノートを愛用しているか/私の手帳遍歴
私はアナログ記録厨なので(5年日記ブログ参照)遡ると小学校低学年の頃から手帳を持ってました。最初に出会ったのはたぶん「りぼん」や「なかよし」の付録。でも美しいカラーイラスト満載の手帳に書き込むのは勿体なくて(おたくの魂三つ子から)実際に使っていたのはミスドの福袋に入っていた手帳。幼い子供が手帳を使うといっても大した予定があるわけでもなく、友達の誕生日を書いたり、読んだ本を記録したりする程度だったけど、「手帳を持っている」ということが背伸びしているようで嬉しかった。
部活や塾の予定を書けるようになってからは毎年秋頃になるとロフトに行って翌年の手帳を探すのが楽しみでした。大学時代には当時好きだったアナスイの革製の6つ穴システム手帳を買って嬉しかったなあ。1日1ページ系の手帳を使ってみたり、逆に超スリムなものにしたり、時間軸で予定を書き込めるバーチカルにしたり毎日のtodoリストを管理できるA4型にしてみたり。15年近くあれこれ試してきたわけです。そんな私がなぜ10年以上トラベラーズノートに定着したのか。
とにかく書きやすい
トラベラーズノートのリフィルの紙質がめちゃくちゃ書きやすい。いろんな手帳を試してきて、この紙なら毎日書きたい!と思える紙に出会ったのって2回目くらい。
中身=重さを調節できる
私はとにかく荷物を軽くしたい女なので(今時アナログ手帳を使っているくせに…)1日1ページ系の手帳は分厚さから持ち歩くのをやめてしまうことが多かったんですよね。6つ穴のシステム手帳も革に加えて金具があるので結構重い。その点トラベラーズノートは中のリフィルを入れ替えることで重さを調節できるし、カバーは革だけど金具でなくゴムで留めるタイプなので軽め。普段は月間スケジュールだけ入れておいて、職場では週間スケジュールのリフィルも追加する、みたいな使い方ができるのが私にとても合っていた。
過去ログの規格を揃えたい
日記を20年つけている女はもちろん過去の手帳も段ボールに保管していたりするんですが、さすがに大きさがバラバラなノートを保管するのは嵩張るし面倒だった。トラベラーズノートにしてからは同じ規格のリフィルを缶に入れるだけになってかなり省スペースになりました。
革を育てるのが楽しい
10年使っているとさすがに革も年季が入ってきて、店頭に並ぶ新品とは全然違う色合いになってきました。
あちこち傷も入っているけど自分だけのオリジナル感が嬉しい。手入れは夫が革靴を手入れするときに一緒にクリームの塗り込みなどをお願いしてます。
旅行中に使える
コロナ前は月の1/3くらい外泊する生活をしていたので、旅先で便利であることも魅力でした。後述しますが旅行中の記録以外にも便利な使い方があるんですよね。
毎年考えなくていい
身も蓋もないけど、毎年手帳どうしようと悩まなくていいのは楽!私はリサーチ魔で何を買うにも無駄にめちゃくちゃ調べてしまう(どうせ買うのは1つだけなのに)のでその対象がひとつ減っただけでもリソース削減できている気がする。あとリフィルしか買わないので普通のカバー付き手帳を買うより安く済んでいます。
私のトラベラーズノートの使い方
この10年でもかなり変化しているのだけど、今は普段の予定を書き込む手帳(マンスリー)/旅行中の記録・管理ケースとして使用してます。旅行中だけ中身を入れ替える形。
カバー:レギュラーサイズブラウン
私が買った頃はキャメル・茶・黒しかなかったのだけど、今買い直すならブルーが欲しい!!特に京都限定のやつ。もしくはPRADAとコラボしてたのも高いけど可愛かったなあ。でもここまで長く使って愛着がある子なので今更変えたくない…と悶々としてます。2冊持っててもちゃんと使えない気がして。
個性を出す人が多いバンド部分は、ロンドンのグローブ座で買ったシェイクスピアの缶バッチ、パリの奇跡のメダイ教会で買ったメダイ(身につけてると幸せになれるらしいので)をつけてる。旅がテーマの手帳なので、旅モチーフがしっくりきますね。
リフィルノート(スケジュール、旅用)
普段は月間スケジュールを1冊。昔は月間+週間バーチカルの2冊を挟んでいたんだけど、週間の方は使わなくなってやめました。仕事のスケジュールはgoogleカレンダーで管理しているし、日記は日記帳につけているので、週間ノートに書くことが無くて。。月間リフィルにはプライベートの予定と外出予定を主に書いてます。(コロナ以降は毎日持ち歩くこともなくなり、後からどんな楽しい予定があったか見返すための手帳になりつつあるw)
旅行中は無地リフィルを1冊入れてます。これは旅行中の日記と紙物を貼っていくためのもの。旅ノートって旅行後に清書している人が多いみたいなんだけど、私は旅行が終わったら放置してしまいがちなので、常にその場で書くことにしています。だから字はめっちゃ汚い。自分にしか判読できない。
観光地ってスタンプを置いてあることが多いので持ち歩いていると結構出番があるんだよねえ。ちなみに旅行ブログを書くときはこのノートを引っ張り出して参照しながら書いてます。
今使っているのは右の京都限定ノート。左は先代。厚みの差を見てください…あれこれ貼って3倍くらいになってる!私は無地派ですが方眼やクラフト紙のリフィルもある。画用紙のリフィルは旅先でスケッチできる上にミシン目で切ると絵葉書としても使えるらしく、絵心があったら絶対買ってたなー。
あとパスポートケースを使っていないので、海外渡航中は革カバーにそのままパスポートを挟んで持ち歩いてます。
クラフトファイルとジッパーケース
この二つはとってもおすすめのアイテム!!
クラフトファイルの方は旅行中はもらった半券など紙物をざっくり挟んでおくのに便利。お店でショップカードを貰ったらとりあえずここに入れておいたり。
普段はよく使うスケジュールシール、付箋、持ち歩きたい紙モノ(夫からもらった手紙と10年前にソウルメイトがくれたカード、夫と娘の写真など)、予備の名刺などを入れています。
ジッパーケースの方は密封できるのがさらに賢いファイル!ここは持ち歩きたいもの、かつ絶対に失くせないものを入れてます。旅行中だとSIMカードと入れ替え用のピン。現地SIMにしている間の保管場所に困るの、あるあるですよね…。出張中は領収書も入れています。海外のレシートって印字薄い×紙小さくて紛失しやすいので貰ったら財布ではなくケースにすぐ入れる。
普段だと舞台のチケットをよく入れてました。長財布でも微妙〜に端っこが折れちゃったりするチケット、トラベラーズノートにはきっちり入るのよ…えらい…。
ジッパーケースの反対側はクリアポケットになっているので、A4を三つ折りしたものを挟んでおくのに便利。ビザ関係の書類など、こういう感じに収納できます。
クリアホルダー
ファイル系はもう必要ないのに、東京メトロとのコラボが可愛すぎて買ってしまったクリアホルダーがあります…。(こういう必要ないのに買ってしまった限定アイテムは結構あるのでトラベラーズノートの落とし穴である!!)
可愛いからヨシ!!!
下敷き
毎年新しい柄が発売される下敷き。本モチーフだった時が可愛くて購入。
裏面が定規になっているのが地味に便利です。
…現在のスタメンはこんな感じ。過去にはパンナムコラボのブラスペンをホルダーに挿して使っていたり(今はもうフリクション一択)資格の勉強をしていた頃はスタディノート的な計画用シートを挟んでいたり、中身は入れ替わっていますが上記の基本メンバーは固定かも。
公式サイトが便利なダウンロードページを作ってくれているので印刷して使うのもおすすめです。オリジナルでテンプレートを配布していらっしゃる一般人の方とかもいる。すごい。
シールとかチャームとかも限定品があるんだよねえ…。エースホテルとか香港スターフェリーとか台湾の誠品とか、いつもコラボ先が洒落ていて惹かれてしまうのよ。とりあえず手持ちのノートを使い切るまでは新しいものを買わないという誓いを立てているので気を付けます。気になった方は来年からぜひ。
※参考リンク入れておいてあれですがケース以外のリフィルは単品が安すぎるからかオンラインだと2冊セット売りしていたりするので、東急ハンズとかで現物見て選ばれることをおすすめします。笑
今週のお題「はてな手帳出し」#はてな手帳出し