ファミセとタピオカと試験

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長文を書かなければならない仕事が色々あるのに筆が乗らないのでとりあえずどうでもいいことを書いて指を慣らす。最近の日記です。

先週はいくつかのファミリーセールに行った。お得度が凄まじいと噂のロレアルのファミセではシュウウエムラのクッションファンデーションを半額以下でゲットしてほくほく。クッションファンデに手を出してみたかったのです。洋服ブランドのファミセでは使い回しできそうなトップスを買った。思っていたほどの散財には至らなかったけど、最近は「ファミセが終わってから購入を検討しよう」と自分に言い聞かせてすべての物欲を抑えていたので、プロパーでも買いたいと思えるものを見定めるためのファミセという感じ。自分の冷静な判断力さえ保てていれば、セール会場の熱気は好きだ。

あるファミセは週末の昼間だったこともありレジの待ち列がディズニーのアトラクション待機列くらい長かった。今回は友達と参戦したので並びながら色々と喋るのも楽しかったけど、もし一人だったら購入を諦めていたと思う。前々から欲しかった商品ならまだしも、なんとなく見つけた服1着の2〜3千円の割引のためにレジに1時間弱並ぶことが果たしてお得なのか、躊躇する。自分の時間をすべて時給換算して考えるほど貴重なものだとは思わないものの、昔より時間をお金に置き換えて考えるようになった。

最近タピオカドリンクを飲むときにウーバーイーツを利用しているのも似たような思考が働いている。

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私はけっこう長いこと台湾のタピオカを愛しているし、日本のタピオカブームも好ましく思っているのだけど(爆発的に増えた店舗たちが数年後に撤退してしまわないことだけを祈っている…)最近のタピオカ店はどこもかしこもとにかく並ぶ。

街に出るための服に着替えて、新宿や原宿まで電車で行って、30分以上並んでタピオカを購入して、また家まで帰ってくる交通費や時間のことを考えたら、部屋でゴロゴロしているだけでドアまで届けてくれるウーバーイーツの送料3〜400円はかなりお手頃に思えてくる。送料2回分でもう一杯買えるじゃんと思うこともできるけど、手間と時間にお金を払っていると思えば安い。まあ、タピオカドリンク一杯に1000円近く払うことへの抵抗が無いわけでもないので、そんなに頻繁には買えないけど…。

タピオカといえば(?)中国語検定の試験を受けた。中国語のレッスンを毎週受けていて、学習するからには何かしら目標はあった方が良いだろうということで。初めてなのでかなり日和って、中国語を1年学んだ人ならほぼ誰でも受かるだろう初級も初級な級を申し込んでいたんだけど、それでも申し込んでからの2ヶ月は心のどこかにずっと重石のように試験の存在があり、前日に突如不安に襲われ過去問を何年分か解いたりして心を落ち着かせながら試験に挑んだ。

鞄に筆箱を入れるのも、そもそもシャーペンや消しゴムを触るのも久しぶりで、早起きをして試験会場に向かい、受験番号(!)を見ながら着席し、マークシートと向き合い、余った時間にひたすら問題用紙を見直し、それでも余った時間は昼寝する…みたいな、「試験」にまつわる空気すべてが久しぶりで面白かった。周囲には第二言語で中国語を学んでいる学生さんかな、というような若い方も多くて懐かしい気持ちになったり。

学習を継続しないとせっかく学んだことも抜け落ちてしまうのはわかっているし、学習を継続するためには目標があった方が良いので、いずれもっと上の級も受けなきゃな…とは思うのだけどしばらくはまだ考えたくない。試験が終わった後の開放感は好きだけど、そのためだけに試験を受けたいかと言われたらNOである。