してみたので日記にするなり。
私の占い経験値
雑誌の星座占いは結構見る。石井ゆかりさんの年間占いや半年に一度のしいたけ占いも楽しみにしている。ただ将来を予想するというよりは1年が終わってから振り返りのように読み返して「当たってたなー」みたいに楽しむのがメイン。正直なところ読んだら忘れてしまうというか、良くも悪くも内容に影響は受けないタイプ。
性格的にお金を払うとどうしても効果を期待してしまうので、占いに課金するという発想があまりなかったんですよね。仮に鑑定料3000円だとして、どれくらい役に立つかわからない占いより、確実に幸せになれる映画1800円+美味しいケーキ1200円に使いたいな〜という。逆に映画とケーキで回復できないくらいの悩みなら、赤の他人の占い師より自分を知っている人に相談したいし。
なーーんて思っていたんですけど、周りの友人たちが「こんなこと言われた〜」と報告し合うのを聞いていたら面白そうで行きたくなってしまったのでした。
過去に一度だけ行った占い
これまで体験した占いは数年前に一度、台北で四柱推命を見てもらったことがあるのみ。それも予定していたわけではなく、待ち合わせまで1時間ほど時間が余っていた時に地下街で長机を出している占いコーナーを見つけ、30分1000円くらいで見てもらったやつ。日本語は話せない眼鏡のおじさんと、英語と中国語を交えながら鑑定してもらった。その経験が自分としてはかなり思い出深くて、なぜかというと全然期待していなかったのにひとつめちゃくちゃ当たっていることがあったから。
仕事運などを聞いた後ついでのように将来自分が結婚するかどうかを質問してみたら、おじさんは「25歳で出会った人と26歳で結婚するよ」と言ったんですね。
当時私は25歳と数ヶ月、数年付き合った彼氏と別れて1年くらいふらふらしており、全然そんなフラグはない。いやいやおじさん私の年齢間違えてない?25歳中ってあと半年もないよ〜それに結婚する前に2年くらいは付き合いたいし〜なんて思っていたのですが、、なんと実際その2ヶ月後に付き合い出した夫と半年以内に結婚したのであった。
占いのことは完全に忘れていたのを結婚してからふと思い出し「あの時のおじさん当たってるやん!!!また会いたい!!!」と思って訪台時に地下街に通っているのですが、一度も会えず…。(この話をすると友人たちに「そのおじさん実在したの?!怖い系の話じゃない!?」って言われるんだけど写真は残っているw)
そんなわけで、もう一度この時のようなアハ体験がしたい!という気持ちもちょっとある。
そして今年受けてみたもの
算命学
まずは算命学の鑑定を受けた。
周りに受けている人が結構いて、話を聞いていると「あなたは本来こういう宿命の人ですよ〜」と診断してくれるような占いなので、ストレングスファインダーやMBTI診断みたいな自己分析系の診断が好きな自分にマッチしてるかも、と思ったのでした。(算命学とは何か…みたいな正確な話はぐぐってくだされ)
事前に親・夫・子の誕生日なども提出するのでそれぞれがお互いに与える影響みたいなことも言われるのが特徴的。実は夫が昨年末に別の人にみてもらっていて、その際に妻として私も言及されていたのでちょっとセカンドオピニオン的なところもあり。
言われたことの一部↓
・転職と転居を繰り返す宿命(納得)
・動き回っていないと無理、できるだけ遠い距離に飛んでいた方が良い(超納得)
・専業主婦になると死ぬ(夫も「絶対に奥さんを専業主婦にしてはいけない」と言われていたのがめちゃくちゃ面白くて、自分でも聞いてみたくなったんだよね)
・おたく気質
・しかしクリエイティブな星はない
このあたりは「でしょうね!」って感じ。飛び回っているのは性に合っていたし、引きこもっていた妊娠期間がめちゃくちゃしんどかったのはそういうことね、と腑に落ちた。何歳くらいのときはこういうことに気をつけましょうとか、夫とは●●が真逆なので相手を尊重しましょうとか、自分や周囲の取扱説明書をもらう感じで楽しかった。
大人については「当たっているな」「あの時のことかな」と現在/過去のことを振り返る形で聞いていたけど、1歳の娘のことは完全に未来の話として聞けるのも面白かった。鵜呑みにはしないけど「娘さんは納得しないと動かないタイプです」なんて言われると「なるほど、ちゃんと理由も説明していこう」と思える。こういう当たっていても外れていても害のないアドバイスは良いですね。
タロット
算命学がかなり面白かったので、続けてタロットにも行ってみた。こちらも周りの女たちが何人も通っていてもはや共通の友人のようになっている女性占い師のところ。タロットは短期間の問題に向いた占いのようで、知りたいジャンルを伝えると現在の状況や心のうちについてさくさくさく〜と教えてくれる。
私は主に仕事のことを聞いたんですが、本業副業ともにかなり具体的なアドバイスをいただいて、もっと漠然とした話をされると思っていたので驚いたし普通に役に立ったな。
面白かったアドバイスの一部↓
・文章はレポート系、食レポや街レポを書くのがいい
・声を使う仕事が向いている
・しかし演技やフリートークではなく台本やテーマのある司会やナレーションがいい
文章はまんまこのブログやんけ…だし、声!?と思いつつたしかに本業で司会っぽいことはしていたり、実はラジオの話が動いているところだったのですごいタイミングだなとびっくりしました。
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— 桜花 (@oukakreuz) 2022年5月20日
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話を聞いて良かったなぁと思ったこと
エンタメを楽しむ姿勢で行ったのでそこまで収穫を期待していなかったのだけど、個人的に「これを聞けて良かった!」と思ったことがいくつかありました。
ひとつは算命学で「学習欲の星は無いので、無理に勉強しようとしなくていいです」と言われたこと。家族や周囲の友人には常に何かを学んでいる・学ぶ意欲のある人たちが多いので、「仕事で必要に駆られないと勉強する気が起きない」ってことが結構コンプレックスだったのだよね。向上心が無いのかなあ…と悩んで、年に何回かは目的もなく「自分も何か勉強しなきゃ」病に罹っていた。でも「桜花さんはお金と仕事のためになることは頑張れるので、したいならそっち系。でも別に勉強しなくても困らない人生です。」と言われて、そうか〜そういう宿命なら仕事で必要な時にだけやればいいや〜とスッキリした。(ちなみに私以外の家族全員にしっかり学習欲の星があってうけたw)
もうひとつはタロットの方で、仕事でこの1年ほどぼんやりと迷っていることがあったので聞いてみたら「仕事より先に●●問題に決着をつけた方がいい」「今考えても結論は出ないから来年動き出しましょう」と言われたこと。●●の問題を見て見ぬ振りしていたのが図星すぎてその通りだ…!となったし(そもそも●●については一言も言っていなかったのでそこに言及されたことも驚き)そっか、今考えても仕方ないならとりあえず来年までは考えるのやめよう〜と思えて、実際その後はそこまで考えなくなったので良かったです。単純。
「占い師より自分を知ってる家族や友達に相談した方がいいじゃん」と思っていたけど、結論が出せない状態で友達に相談を聞いてもらい続けるのも申し訳ないし、親しい間柄であるほど「今考えても仕方ないよ」「そもそもあなたには向いていないよ」という言葉は出てこないと思うので、赤の他人に突き放してもらえるのが逆に良かったのかも。
占いとの付き合い方
2種類行ってみて…楽しかった!!やっぱり当たり前だけど星座みたいなざっくりした分類の占いを読むより、一対一でパーソナライズされた話を聞けるのは面白い。こちら側の相談内容が深刻では無かったというのもあるかもしれないけど、思っていた以上に明るく楽しく、イメージしていたほど神秘の世界…って感じではない。エンタメサービス業だなーと感じたので、占ってくれる相手の人柄や喋り方はかなり大事だと思うし、気に入った人ができたら定期的に報告&相談に通うルーティンができるのも理解できた。逆にお金払って相性悪い人だったらガッカリしそうだし、信頼できる友人からの紹介が一番いいな。
あと、私はあくまで自分のことだけ聞くのがいいなーとも思ったな。例えば恋愛相談で相手の状況とかどう思われているとか、身近な他人の気持ちや対処法みたいなことを占いに頼ってしまうのはちょっと危険だと思う。(推しくらい距離のある他人について聞くのは良いと思うけど笑)自分自身のことであれば必要なアドバイスだけちょうど良い温度感で受け取れるかなと。
今のところは2種類で満足したし、定期的には通わなくてもいいかな〜という感じ。内定が2社出たけど選べない!みたいなわかりやすい質問ができたときは行くかもしれないな。
占い、ヨガ、パーソナルカラー/骨格診断、ジム/パーソナルトレーニング等は近年アラサー女の必須科目だと勝手に思っているのだけど(笑)いつかヨガもやってみたいな。気付いたら世間のブームはピラティスに移ってしまった感があるが…。脱・食わず嫌い!