もう半年ほど前の話になりますが、初めての子連れ海外旅行で台湾に行きました。今回は準備編です。旅行中のブログはこちら。
普段の旅は「パスポートとスマホとクレカさえあればなんとかなるよね」とできるだけ身軽&余白を残したい派の私ですが、2歳児を連れての大移動に向けては入念に準備をしました。子連れ海外旅行の経験者ブログを読みあさりいろいろ参考にさせていただいたので、私も便利だったサービスや持参して良かったものをまとめておきます。
ただ、先回りしてあれこれ揃えておいたとはいえ台湾にはコンビニやドラッグストアがたくさんあるし、「足りなくなったら現地でなんでも買える」という安心感は大きかった!おむつも粉ミルクもいざとなったら普段と同じものが深夜でも買える。この点も初子連れ海外に台湾をおすすめする理由です。
子どものパスポート申請
パスポート申請の一番の難関は写真撮影。証明写真機で座るのは無理なので、写真館で撮るか自前で頑張るか…で悩み、うちはfreeDPEというサービスを利用しました。
スマホからコンビニで証明写真を印刷できるサービスは色々使ったことがあるけれど、これはダントツで使いやすい。何度も撮り直して修正できるし、1週間以内なら同じ金額でデータを作り直せるので、複数枚作る方がお得。我が家は夫も申請する必要があったので2人分印刷しました。
友人のお子さんはプロのカメラマンに撮ってもらってよかった、と言っていたのだけど、うちの子はかなり人見知りをするので自宅で親が撮影した方が自然な笑顔が撮れるのだよねえ。「こんな可愛い証明写真ある!?」と親バカ発動して、残りの写真は夫と財布とかに入れている。
パッキング
荷づくりで便利だったもの。
おむつ圧縮袋
正確にいうとおむつ専用のものではなく100均で売っていた衣類用の圧縮袋なのだけど、これがめっちゃ良かった!!
乳幼児の保護者の皆様におかれましてはご周知のことかと存じますが、私はつい最近やっと学びました。帰省時/旅行時のおむつパッキングは完全に圧縮袋が大勝利ですね…。100均の圧縮袋でおむつ20枚をこうして、こうじゃ!!!省スペース!!! pic.twitter.com/QlLjfUMZCz
— 桜花 (@oukakreuz) 2022年12月26日
普段子連れで帰省する際もスーツケースの半分はおむつだったので、くるくる巻くだけで20枚がこのサイズに圧縮できて感動した〜!今後も絶対使おうと思いました。
洋服の圧縮袋
これまで私は洋服に圧縮袋を使わない派でして(なんか皺になるのも嫌だし、たいして省サイズになっていない気もしており)旅行ではずっと無印の衣類ケースを愛用しているのだけど、今回は冬物で嵩張るし、子どもの服も多いしなあと楽天で評判の良いこれを買ってみました。
|
これがかなり良かった!本当に半分くらいの厚みになるし、手で押さえてジッパーを閉めるだけで圧縮できるのも楽。特に子どもが着た後の服や下着を圧縮して持って帰れるのがかなり便利だった。一人旅の時は無印、子連れ旅の時は圧縮袋になりそう。
機内ハック
子連れ旅行で一番不安なのが「長距離移動中の子どもの気の紛らわせ方」。できるだけフライト時間の短い目的地にしたものの、これまでの最長フライトは2時間弱。それが一気に倍になるので、できるだけ(子どもも周りの方も)快適に過ごせるようあれこれ考えました。
iPad
王道グッズ。体験談見てもだいたい「最終的にはiPad」って書いてある。普段お気に入りの動画をDLしたり、知育アプリを入れておいたりした。我が家の場合、動画に関しては音は出せないしヘッドフォンを嫌がるのであまり活躍せず。意外と普通のメモ帳アプリにApple Pencilでお絵描きさせるのが時間を潰せた。
シールブック
娘はシールブックが大好きなので帰省時なども必ず持参してる。旅行に向けて新しいものを買っておき、ここぞという時に出しました。1時間くらいは遊んでくれる。
CAさんがくれた冊子や飛行機のプラモデルなども遊びまくりました。コツは一気に渡さず、一つずつ遊んで飽きてきた頃に次を差し出すこと(笑)
使い捨てスリッパ
機内用のスリッパ。普段は長距離路線でなければ用意しないんですが、子連れだと頻繁に通路を行ったり来たりするので使い捨てのものがあると便利。
現地歩き
ヒップシート
子どもがベビーカーを拒否するようになってきており、しかし抱っこしたまま長距離歩くのはキツイよな…で旅行を機にヒップシートを導入しました。
|
口コミの良かったポルバンの下位モデルにしたけど、「もっと早く買うべきだった…!!」と思いました。これがあるだけでまじで抱っこ時の腕の疲れが段違いに減る。財布と鍵とハンカチくらいの荷物は入るので、帰国後も散歩に行くときはこれひとつで出かけたりしてる。
一応ベビーカーも持って行ったんですが、駅でエレベーターまで迂回するのが面倒だったり狭い路地や夜市に行ったり、で途中からはほぼホテルに置いたままヒップシートだけで出かけてました。タクシーでも積み下ろしが発生するし、ベビーカーがあって良い場面は昼寝中くらいだったな。
箱ティッシュ、ウェットティッシュ
うちはベビーカーに常に箱ティッシュとおしり拭きを積んでいるんですけど、今回も手荷物に箱ティッシュを入れていました。子どもの鼻や手を拭いたり、頻繁に使用するものなのであると安心。
レインコート
これは台湾ならではかな。滞在中しょっちゅう雨が降っていたのでレインコートが活躍しました。子どもといる時に傘を持つと手が埋まってしまうので、レインコートが必須。子どももレインコート+長靴で歩けて嬉しそうだった。
子どものパジャマ、歯ブラシ、爪切りなど
これは子連れ旅に限らずですが。日本のホテルのようにあれこれ揃っている国の方がめずらしいので、あれこれ持参。まあ忘れても台湾なら買えるんですけどね。
馴染みのおもちゃやぬいぐるみ
うちの娘は私に似たのかわりとどこでも寝られるタイプなのだけど、やはり普段と全く違う環境に行くと緊張するかもしれないよな…と本人の好きなぬいぐるみやおもちゃを鞄につめて持っていきました。ぬいぐるみを持って空港や街を闊歩しているのがかわいかった。
お子さんのタイプと行き先によっては日本食っぽいものもあると良いのかも…。食べたものブログでも書いた通り、娘は屋台飯も現地のお菓子もむしゃむしゃ食べていたので不要だった。
参考にしたもの
子連れ台湾本
何冊か同様のテーマの書籍がありますが、HOW TO TAIWANの田中さんが出されている本が内容充実していた。
子連れ特化レストランなどはコロナを経て閉店してしまっているところが多いのだけど、授乳室やおむつ台の中国語とか、子どもが好きそうな公園とかお土産とか、参考にさせていただきました。
あとは台湾在住のママさんたちのインスタもたくさん見てGoogleマップにピン立てまくってた。もう少し大きくなったら連れていきたいところもたくさんできたし、楽しみだなー。
初めての子連れ海外旅は親もかなり緊張しているので、あれもこれもしたいという欲は捨てて、「全員無事に行って帰って来られたら満点」の気持ちでした。なので何十回も通っていて自分にとっては地元のような台北を行き先にしてよかったなーと思います。近いし、時差1時間だし、ごはんおいしいし、足りないものはなんでも買えるし、台湾で子育てしたい…と思ってしまうくらいみんな子どもに優しいし。初子連れ海外に台湾おすすめです!