久しぶりにつらつらと1週間の日記を書いてみる。日曜はじまりにしたのは、なんとなく労働の話から始めたくなかったからです。
ピクニック日和の日曜日
娘に前夜「明日は公園に行こうね」と予告していたせいで、早朝から「こうえんいくよ!!」と叩き起こされる。集合は13時なのだけど…。あれこれ時間を稼ぐも11時には玄関から「はーやーくー!」と急かされてしまい、仕方なく近所の公園へ。ちょうど保育園のお友達も来ており小一時間遊ばせる。
約束の時間に合わせて電車で移動し、初めて訪れた公園でピクニックに興じる。完璧な快晴!お花見の時期を外したからかそこまで混雑もしていない。
数人で持ち寄った食べ物がすべて美味しくおしゃれでジャンルのばらけ方や量もぴったりだった。つくづく、インターネット女たちは美味しいものを知っている。ピクニック経験値の高い友人が持参したシートや割れないグラスが可愛くて、つい欲しくなってしまう。
美味しい飲茶やイタリアンのお惣菜をつまんだ後、陽が落ちてからはUberであたたかいコーヒーを頼んでドーナツと楽しみ、夕方まで話し込んだ。紹介したかった初対面の友人同士を引き合わせられたのも嬉しい。友達を友達に紹介しまくるのもおそらくインターネット女しぐさだろうね。娘は大人だらけの中で人見知り&場所見知りを発動していたものの、近くの遊具や持参したおもちゃで遊ばせたりするうちに慣れてきて、友人と手を繋いだりしていた。
帰りの路線が同じ友人と別れる際、「次の乗り換え口まで行くよ」と言ってついてきてくれた。階段しかない通路と長蛇の列のエレベーターが続き、結局目的地に着くまでに20分ほどかかった(私が娘を抱っこし、友人がベビーカーを抱えて移動してくれた)ので、一緒に来てもらえてとても助かった。私は子どもがいなかった頃、子連れの友人が自分と別れた後のことまで考えてケアしたことがあっただろうか…。歳上の友人をしみじみと尊敬する出来事だった。
帰宅後に娘に軽く夕飯・風呂・寝かしつけ。深夜に月曜提出の原稿を送付する。なんとなく本業以外の原稿は〆切の前夜には提出するのが自分ルールになっている。
仕事の終わらない月曜日
ランチミーティングがあり出社。いつも自宅かデスクで昼食をとっているので、久々に外に出ると気分転換できていいな。しかしオフィスにいるとあれこれ声をかけられてしまい予定していた仕事がまったく終わらない。
急いで保育園にお迎えに行き、作り置きで適当に夕飯→お風呂→娘と遊ぶ。脳内はまだ完成していない明日の発表資料のことでいっぱいなのに身体はゆったりとおままごとなどをしていて自分が分裂しそう。育児しているとよくこの感覚に襲われる。
寝かしつけ時、娘が「でんわしたい」と言うので昨日会った友人の一人にかけてみる。ピクニックで「最近は一周まわって電話が楽しい」という話題になり、我が家の娘が電話大好きなのだと話したら「気軽に電話してほしい」と言ってくれたのだった。まだ職場にいた友人が通話に出てくれて、数分の通話をした。
22時からやっと資料に着手。なぜここまで後回しにしていたのだろう。もう「明日の自分に期待」を禁句にしたい。25時になんとか完成。この時点でまだ職場にいる夫と翌日の保育園の持ち物など申し送りをし、就寝。部屋は荒れ狂っているが、見るとイライラするので一旦忘れる。
今日も仕事の終わらない火曜日
起きたらゴミが捨てられ食洗機が完了していた。ありがとう夫!!
仕事は11-18時ぶっ続けで6本mtgがあるという、地獄のような1日だった…。昨夜完成した資料の発表もなんとか完了。食事を用意する時間がなく、自分1人のためにUberを利用することを許す。16時にカメラオフでmtgに参加しながら昼食兼夕食としてブリトーボウルを食べる。
今日は延長保育を予約していて、園で夕飯まで出してくれるので(まじで神)夜のワンオペ工程がかなり楽になる。しかしそのぶん自分の食事はおざなりにしがち…。そもそも子どもがいなかったら1日3食は食べない人間なので、普段が食べすぎなのだが。
宅配ボックスに昨夜楽天で買ったものがいくつも届いていた。送料無料で翌日に届くのって冷静に考えておかしいよなあ。楽天マラソンに合わせて買ったアイススプーンなんて、もっとゆっくりでいいのに…。しかしこんなサービスを享受できる時代も長くはないのだろうな。
mtgが多いと残務も多く、娘を寝かしつけた後に仕事に戻る。部屋も片付けたいが、明日の自分に期待(秒で禁句を解禁)!
23時。なんとか仕事を終わらせ、図書館で借りている小説の返却期限が近いのでせっせと読む。ただでさえ忙しいのになぜこんな〆切に追われるような生き方を…と自分でも思うが、本を買ったら買ったで積んでしまうので2週間以内に読もうと励める方がよいのだ。
生産的なことがしたい水曜日
夫の体調不良や仕事の関係で先週の金夜からワンオペが続いていて、疲労がピークに達している。さらに月火の仕事が鬼忙しかったことの反動と、このタイミングで名指しのクレームを受けて心が折れてしまった。鬱っぽい、何もしたくない、やる気でない…。ので、気になっていたピラティスのスタジオを探し、体験を2件申し込む。土曜に子連れで行く予定の施設のチケットも予約。
↑これを夫に話したら「何もやる気が出ない人が起こす行動じゃないよ」とつっこまれた。自己肯定感が下がると、パッと見で生産的っぽいことがしたくなるのだ。
週1で開催している「仕事の話をするスペース」の放送日だったので、一緒にパーソナリティをしている菜子さんと軽くzoomで打ち合わせをしてから、子どものお迎え。夜は届いていたキッズカメラで遊んだ。え〜これ楽しい〜〜。寝かしつけ後にスペースを開催。今日はバラエティ豊かな職業の方からおたよりがきていてとても楽しかった。
#仕事の話をするスペース アーカイブはこちらから🙌
— 桜花 (@oukakreuz) 2023年4月12日
今回は「業界ならではの話」というテーマで弁護士、高校の先生、デザイナー、看護士などなど会社員以外の方からもバラエティ豊かなおたよりを頂いてとても楽しかったです😳
お一人ずつ掘り下げてお話伺いたい…! https://t.co/aroegPrdQe
そして我々のファンアートを描いてくださった方に気付いてうれしい〜!!とても元気をいただきました。
スペース終了後、1時間くらいかけて借りていた小説を読了。日中は落ち込んでいたけど、夜に巻き返せた感じ。
世間が狭い木曜日
今日は保育園の送り担当(やっと夜のワンオペ交代!)セミナーへの登壇と社外mtgが3本あり、気合を入れるために朝マックを買って帰る。
3本目のmtg中、相手先の企業に勤める友人から「いま後ろの席の同僚が桜花さんとzoomしてるんだけど(笑)」とLINEがきて笑う。以前から「御社と仕事するよ〜」という話はしていたのだけど、さすがに近いでしょ!最近つくづく思うが世間は狭い。
夜は小中高の同級生たちと会った。母校の卒業生は上京している者も多く、20代の頃は誰かの結婚式や駐在の壮行会/お帰り会なんかでたまに顔を合わせていたがここ数年はコロナもありご無沙汰だった。知らない間に結婚したり離婚したり親になったり海外移住したり、その場にいる人やいない人の近況を聞くだけであっという間の3時間。
しかし丸の内の店を指定されるのも、電子マネー送金でなく現金徴収なのも、男性陣がスーツなのもすべてが新鮮で懐かしい。普段よく遊んでいる、インターネット経由で出会った友人たちやIT企業の同僚たちとは世界観がちがう。
そして話していると、「この間、△社と打ち合わせに行ったら●●君のお父さんに会ったよ」「○○の旦那さんが□省の先輩だったんだよね」みたいな話がゴロゴロ出てきて、ここでも世間が狭いな…と感じる。5歳で同じ入試を受けて12年共に過ごした人間たちの同質性にくらくらするのであった。
私はそんなに母校愛が強いわけでもなく、むしろエリートだらけの同窓生の中で自分が落ちこぼれである引け目すらあったのだけど、この歳になると自分もみんなもいい感じに角が取れており、良くも悪くもこのコミュニティで私のアイデンティティが育まれたのだなあ、と素直に感じた。あと普段、広義での”関西人”と話すことはあっても、エリアによって微妙に違う関西弁のトーンがほぼ完全に一致する地元民との会話はなかなか希少でうれしい。東京においては全員が実家遠方の共働き核家族であり、そういう意味でも共感の嵐だった。30代のうちにまた集まれるといいな。(というくらいの温度感…)
夜が深いぜ金曜日
今週頑張りすぎてさすがに息切れ、在宅にしてゆるゆると働いた。合間に洗濯物や食器や散らばったおもちゃの片付け、メルカリで売れたものの梱包と発送などをする。
夜は上司に誘っていただき、おしゃれな韓国料理屋さんに。
楽しい話をたくさん聞けたし、ごはんは全て本当に美味しかった。上司は少し歳上の子持ち女性なのだけど、私にないものをたくさん持っていて尊敬している。部下でいる間にたくさん盗みたい。上司が新しい勉強を始めるというので、便乗して一緒にやらせてくださいと言ってしまった。頑張れるかなあ。
韓国料理屋の近くに大好きな焼き菓子屋があったので、集合前にダッシュして閉店2分前に滑り込み、大量にマフィンやパウンドケーキも購入していた。これで明日からのおやつは安泰。我ながらおやつへの執念が深い。
0時を過ぎて帰宅し、寝かしつけ完了してくれていた夫と交代。夫はこのまま夜通し車を走らせて遠方のお世話になっている方に会いに出かけるということで、先ほどのお菓子を手土産に渡す。日曜までまた私のワンオペターンである。
友人がスペースを開催していたので寝る前に聴こうかなと入ったら「喋ろうよ」とLINEがくる。「明日は朝早いから1時には寝るよ」と言っていたのに酔っ払った友人に「まだ喋ろうよー」と引き留められ、ピクニックの友人たちも途中から参加し、楽しくなって結局3時前まで話してしまった。あほ!!!しかし90-00年代の漫画や少女小説の話は永遠にできますな。
ママ業もけっこう楽しい土曜日
7時に起床。ものすごく眠い(自業自得)
ママ友Aさん親子とPLAY! PARK ERIC CARLEに行こうと約束していたのだった。子どもたちは「はらぺこあおむし」が大好きだし、私もエリック・カールの色彩豊かな画が大好きなのだけど、子どもも大人も一律2500円という料金に日和ってしまい来たことがなかった。しかしいざ行ってみると、とても楽しい施設だった!子どもたちはずっとはしゃいでいるし、どこもかしこも可愛くて絵になるし。特に家では難易度の高い、絵の具やボンドを使う工作系のワークショップが充実しているのがうれしい。
私はこういった子供向け施設の入場料を「●回分でディズニー行ける…」と比較してしまいがちなのだけど、今やディズニーも爆値上げしており、かつこちらは完全に幼児向けの施設で人数制限された屋内で赤ちゃんも安全快適に過ごせる、と思うとそんなに高くもないのかもしれない。毎週のように行けるわけではないものの。
せっかく家族連れの聖地・二子玉に来たのだから、と子ども服やおもちゃ屋さんも見て回る。最近、娘が私のペディキュアを見てネイルをしたがっていたので、キッズネイルを購入。
私のペディキュアを見た娘が自分もやりたい!!と訴えていたので、petit manucuristを購入した✨毒性の成分ゼロ&水とお湯でオフできるキッズマニキュア💅お友達と試し塗りした瞬間からずっと嬉しそうに手を見ていてほっこり☺️ pic.twitter.com/MaOLLEjHxH
— 桜花 (@oukakreuz) 2023年4月15日
「これかわいくない?」「●●ちゃんはピンクがいいな!」と2歳児たちがガールズトークしているのを見て、30代女性と話してること変わらんな…とうける。
子ども服のフリマに参加していた男児ママ友Bさんから「かわいい女児服がある!これ娘ちゃんに似合いそう!」と写真LINEが届き、「ぎゃー!ほしいです!」と返事しているうちに気付いたら遠隔で何着も娘の服を買っていた。ものすごく可愛いお洋服が奇跡のような値段だったので、つい。こっちの沼には足を踏み入れないように気をつけているつもりなのだけど、困っちゃうな〜(困ってない顔)
服の受け渡しがてら帰りにBさん親子に会い、お茶をする。ワンオペで夕飯作るのも面倒だったので、子どもたちはそこで軽く食べていただく。昼夜ともに外食にしてしまった…まあいいよね、今週も頑張ったし。
産前はママ友という言葉にかなり警戒心を持っていたし、0-1歳の頃はあまり必要としていなかったのだけど、子どもが一人で走りまわり、起きている間中ずっと喋り続けるようになってからは、その存在にめちゃくちゃ救われている。特に今日のようなワンオペの休日は娘と二人きりで過ごすより、お友達親子と一緒にいる方が100倍くらい身も心も楽なのだ…。
帰宅してすぐに娘が寝たので、昨日買ったマフィンを1人で楽しむ。といっても私も限界に眠くて、0時前に就寝。明日は1人で観劇の予定!慌しかった1週間の締めくくりにふさわしい、とても楽しみなイベント。
ひさしぶりに連続した日記を書きたいな〜と思って書いていたら6000字弱になってしまった。(本当は楽天で何買ったとか、ピクニックや飲み会やスペースで話したこと、感じたこと、読んだ本の感想などなどもっと書きたいのだけど)
アナログの5年日記には毎日したことを数行メモしているだけなので、本当はこういうなんでもない日に考えたことを書く場がほしい。昔夏休みに書いたやつとかが気に入っているのです。いつも以上に自己満足だけど、たまにやりたいのでシリーズっぽいタイトルにする。