2歳娘の推し(アンパンマン)を目的にしつつ大人も高知でやりたいことを詰め込んだ旅行・後編です。前編はこちら。
初日はやなせたかし記念館アンパンマンミュージアム、西島園芸団地、桂浜、寿司居酒屋に行きました。
ザ・クラウンパレス新阪急高知
宿泊したのは高知市内のホテルです。
前編でも書いた通り、街中のアクセスと駐車場完備であることを重視して選びました。
施設はそこそこ年季が入っていたものの、きちんと整えられていて過ごしやすかった。お子様用アメニティにキッズスリッパとくまさん型のスポンジがあり娘にヒットしていました。
朝食ビュッフェに鰹のたたきがあるのもありがたい。もちろんお店で食べるものの方が新鮮で美味しいけど、名物を見ると嬉しくなるよね。
日曜市で食べ歩き
高知市では300年以上の歴史がある「日曜市」が開催されていると聞き、絶対に行ってみたかった。アジア各国の夜市然り、私は歩行者天国の食べ歩きが大好きなのです。
市場の端からは高知城が見えて、なるほどお城のお膝元の市場なんだなあとわくわく。城下町、好きなんですよねえ…。
生鮮野菜の屋台が多くて、地元の方も多く買いに来ているっぽいのが…良い…!お店の方たちにコーヒーを売り歩いている行商の方とかもいて、市が生活に根付いている様子が大変よかったです。
お天気の市場をそぞろ歩きながらいろんなものを食べました。
アイスクリン
高知県名物のアイスクリンを発見。
コーンに乗ったアイスクリームのように見えるけど、実際はシャーベットのような感じ。かなり暑い日だったけどなかなか溶けなくて、娘が持って歩くのにちょうどよかった。普通のアイスは幼児に持たせると一瞬で溶けてどろどろになってしまうので(笑)
串焼き、はしまき
おかず系も。
はしまきは関西にいた頃はお祭りの屋台でよく見かけたけど、東京では出会ったことがない。四国の食べ物なのかな。懐かしくて美味しかった。串焼きは選んだものをその場で焼いてくれるシステム。
ぼうしパン
これも高知名物。ぼうしの形をしたパン!なんてかわいい名物なの。
高知出身の友人が「これは幼稚園の頃から運動会などで配られる思い出のパンです。ていうか全国的なものだと思ってた…」と言っていて、幼稚園の運動会でみんながこれ食べてる様子、想像するだけでかわいすぎる。「パンどろぼう」の作者の方が高知ご出身らしくいろんなところでイラストをお見かけした。
お菓子
こうやって並んでいると、お店で見るよりさらに美味しそうに見えるね。
むし饅頭を数種類、あんこ餅、それにポン菓子を買いました。ポン菓子はいろんな素材があってお餅を買ってみたけど娘が大ハマりしていた。そりゃ子どもは好きだよな。
小夏ジュース
ゆずジュースや生姜から作ったジンジャーエールなどそそられる飲み物がたくさんあった。
この酸っぱさが炎天下にちょうどよい!
小魚
娘が小魚が好きでボリボリ食べているので、ちりめん屋さんでおつまみイリコを買ってみる。
さすがに普段食べている小魚スナックとは次元の違う美味しさでした。大人もむしゃむしゃ食べちゃった。1週間の賞味期限がありお土産にもした。
有名なお寿司や芋天も気になりつつ、昼食の予定があり退散。それでも2時間くらいうろうろしちゃった。食べ物以外にも工芸品やフリマのような屋台があり、途中で路面店も市に参加しているエリアがあったりして歩いているだけでとっても楽しかった!一気に「ここ住みたいかも…」という気持ちになった。
そしてこのように、歩いているといきなりアンパンマンの絵があらわれるので娘は大喜びでした。
うなぎ屋源内でランチ
夫が高知で食べたいものとして挙げていた鰻。高知出身の知人に教えてもらっていたお店に開店と同時に入るべく並びました。
焼き場が見えるよ。
わ〜〜い!!!うなぎ丼にしました。
外側がカリッと…というかもはやサクサク?クリスピー系で、中がふわふわな鰻だった!!鰻はカリッと派の私、たいへん好みでした。おいしい〜!!
お座敷に店員さんのお子さんと思われる赤ちゃんが寝かされているのもほっこりして良い空間だった…。
蔦屋書店
鰻を食べた後、腹ごなしにすぐ近くの蔦屋書店をひやかす。高知まで来て蔦屋を見なくても…と思わないでもないですが、朝ドラ「らんまん」フィーバーが伝わってきて楽しかった。
地元を舞台にした朝ドラで神木くんが出てくれたら嬉しいよね、うん…。神木くんの高知本とかもすごい並んでいた。本屋以外にも雑貨やコスメ、キッズコーナーなどがありおしゃれスポットでした。
高知駅のアンパンマン列車ひろば
本日のアンパンマンスです。
JR高知駅構内にある「アンパンマン列車ひろば」に行くべく、入場券を購入して入ります。電車に乗らないのに入場券を購入するの、「子鉄の親」っぽさがある
改札抜けて正面の階段がどどーんとアンパンマン。これは嬉しいねえ。
アンパンマン列車ひろばは階段を上がってすぐのところにあります。
メインオブジェのジオラマにはアンパンマン列車が走っていて、娘は大はしゃぎ。電光掲示板はなんとメッセージを流したりもできるそう。
記念撮影できるミニチュア車両にも喜んで走り回っていました。人が全然いなくて公園のように遊んでいた…(笑)隅の方にガチャポンもあります。
壁には実際に四国を走る「アンパンマン列車」の展示もあり。本当はこの列車に乗せてあげたかったのだけど、空港発着だとスケジュールが合わず今回はひろばだけで満足していただくことに。アンパンマンの駅弁があったりしてお子様には大人気のよう。ホームに車両が来るのを待とうかな、と思ったけど30分以上あったので断念しました。
これは帰りに車から一瞬見られた写真(笑)内装もアンパンマンなのだよね。
アンパンマンテラス
駅の改札外にはアンパンマンテラス(アンパンマングッズ店)も。
ほとんどが見慣れた通常商品だけど、一部ここ限定のものや、アンパンマン列車のおもちゃなどもありました。せっかくなのでお土産を購入。
駅周辺のアンパンマンたち
そのほか、駅をうろうろしているだけでもいろんなところにアンパンマンたちが。
ゴミ箱かわいいなあ!石像のついたベンチは地元の学生が座っていて、食パンマンだけ撮影できた(笑)アンパンマン柄の路面電車の発着が見られたのもラッキーでした。関係ないけど私は路面電車が走る街が大好きなので、高知好きポイントがさらに上がった。
高知を代表する幕末の志士の像も。坂本龍馬、中岡慎太郎、武市半平太。観光案内所で写真を見せるとポストカードがもらえた。
さて、駅を離れてまた車で移動。
四国自動車博物館
夫が「時間があれば見たい…」と言っていた自動車博物館。かなりレアなクラシックカーが、動ける状態で展示されているファン垂涎の博物館なんだそう。
圧巻。ちょうど娘が寝たので私と娘は座っていて、夫は1人で見て回っていた。
そんなに広くないのですぐ見られるけど、職員の方が詳しくお話してくださるそうでとても楽しかったらしい。よかったね。
高知県立のいち動物公園
トリップアドバイザーで2年連続で全国1位の人気になった動物園。今回は無理かなと思っていたけど意外と時間が巻いて行けてしまった。
県立だけあって入場料がとっても良心的&閉園時間が早い!1時間ほどでぐるっと散策…しようとしたのですが。
び…っくりするほど広い。その、動物園内が広いのもそうなんですけど、動物ごとのエリアが広い。柵の中が広すぎて動物がどこにいるのかわからないレベル。真ん中のキリンは頑張ってぐるっとまわって近づいて撮影したんですけど、元の距離(左写真)だとキリンいるのすらわからんかった。
トリップアドバイザーで1位になった理由も「動物が自由にのびのびと過ごせているから」というものらしく、納得でした。動物には理想的な環境だろうな、ここ。
かわいいからくり時計の広場でアイスクリンをふたたび。遊具があるエリアもあって、本当に公園なんだなーという感じ。ペンギンの餌やりもフリーダムで楽しかった。近くに住んでいたら年パスで通いたい動物園でした。
高知駅と空港の間にあるので、帰りに立ち寄るのおすすめ。
高知龍馬空港
空港レストランで食事
レンタカーの返却もあったので早めに空港に戻り、お土産を探したり食事をしたり。
最後まで名物を食べられて嬉しい。基本的には空港の食事どころにそこまで期待しないけど、地方空港はアタリが多い気がする。
屋上にアンパンマンが!
娘が飛行機好きなので、ふらっと展望デッキに上がってみたらなんとここにもアンパンマンが!
これは事前に調べたブログやyoutubeでも見かけなかったので穴場なのでは!?ただイラストが描いてあるだけではあるんですが、もうアンパンマンイベントは終わったと思っていたところに現れたのでとても嬉しかったです。全面で記念撮影しちゃった。
娘は毎日アンパンマンに出会えて大興奮、親も美味しいものを食べて美しい自然に癒されて(特に河!どこで見てもとにかく綺麗だった!)一泊二日で大満喫した高知旅行でした。
高知について調べていると行きたい場所がどんどん出てきたのだけど、これは一泊二日では巡りきれない…と理解したので(なんせ横に長すぎる)絶対にまた行きます。次は四万十の方にも行きたいなあ。
そして周りを見ているとだいたいみんな2歳半〜3歳くらいでアンパンマンブームは去ってしまうようなので、一番ハマっている時に一緒に行けてよかったな。こういうチャンスはできるだけ逃さないようにしたい!
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