エンタメもぐもぐ2024/3

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3月に読んだ・見た印象的だったものたち。

死にプロに大ハマりしなろうの海へ

漫画や小説というカテゴリも超えて、3月の最大トピックはこれ。死にプロこと「死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(※ただし好感度はゼロ)」というなろう発作品に大ハマりしていたのだけど

自分でも「なぜ今??こんなハマり方を????」と謎の転がり落ち方だった。というのも、この漫画自体は昨年秋に読んでいて、すごく面白かったし続きが楽しみ!と言っていたし、給料日ラジオイベントで提出した「昨年読んで良かった作品トップ5」にも入れていたくらいなのだ。

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この時は「続きが楽しみな作品ができて嬉しいな」くらいのテンションだったのに…3月に新刊を読んだらどうしても原作を読むのを我慢できなくなってしまい、一晩でなろうにある200話以上の原作を読了→書き下ろし読みたさに単行本もポチって読み、その後2週間くらい毎日小説と漫画を読み返しキャラクターイメージの香水をポチるというオタクムーブまでしてしまった。え???自分自身に混乱してるよ。なろう作品のコミカライズはいくつか読んだことがあるけど、もちろんここまでハマったことはない。この気持ちは何…?となって夜な夜な10作品ほど同ジャンルなろう作品も読んでちょっとグロッキーになった。暇なのか?寝不足になって学びましたが、私はとにかく死にプロのコミカライズの仕方がツボなのだわ…絵の美しさはもちろんだけど再構成とコマ割りが本当に上手い。原作を読みながら脳内コミカライズしてしまう。まだ原作の半分もいっていない!あのシーンもあのシーンもこれから見られるんですね!?というのが楽しみすぎて生きる希望です。はあはあ。久しぶりに自分の2次元オタク細胞が活性化してHAPPY…。

はい。通常モードに戻ります。

舞台

カムフロムアウェイ

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映画

ユンヒへ

公開時に気になっていた「ユンヒへ」アマプラに来ていたので見られた!めちゃくちゃ好きだった…映画館で見たかった!

韓国で暮らすシングルマザーのユンヒと彼女の元恋人であるジュン。ユンヒの娘であり母の手紙を盗み見てジュンのいる小樽への旅を仕組む高校生の娘セボム。ジュンと暮らすマサコ伯母さん。全員の演技が素晴らしく良かった。手紙を通じて2人の過去が想像はできるけど詳らかにはされないのも、良い。クィアということで白い目で見られたにしても、かたや独身で獣医になっているジュンと、かたや兄しか大学に行かせてもらえず現在も豊かな暮らしをしていないユンヒ…というところには心が痛んだ。この2人は10年前ではこんな穏やかな再会はできなかったんじゃないかな。20年経って、身近な人たちのお節介で短時間、お互いの無事を確認できたくらいでちょうど良い。ユンヒが娘に好きなだけ勉強をさせるつもり、自分も夢を思い出した、という手紙(ジュンにはきっと出されない)で終わる余韻がすごくすごく良くて夢に出てきた。

ドラマ

最終話シーズン!

Eye love you

終わってしまったなーー。ロスです。ふとした時に脳内で「もういちっどさ〜♪」とOmoinotakeが歌い出している。正直ドラマとしての面白さは6話(北海道回)がピークだったなあと思っており、カップルになってからは惰性で書いてませんか?と脚本へのツッコミも増えていたのだが…最終話のラスト15分が幸せだったのでオッケーです。にしても最終話はツッコミ満載だった。意味のない事故フラグ!退職願を郵送で提出すな!侑里さんはなぜいきなり荷造りして走っていたんだ!これまでの絵本の匂わせはなんだったんだ!ていうか花岡を便利扱いしすぎしっかり幸せにしてくれ!

ハマっている友人達と毎週やいやい言いながら見るのも楽しかったです。聖地巡礼予定があるので楽しみ。

婚活1000本ノック

なんだかんだで完走してしまったわ…。山田の成長物語だったんだなーという印象。よくよく考えると主人公は面食いなのと物書き特有の意地悪な目線はあるものの別に嫌な女ではなく、よくある婚活モノのようにすごく理想が高かったり相手を見下したりはしていなかったので、ずっと嫌な気持ちにならずに見られた。婚活を通じた成長というよりは、お互いに人間性を見られるようになった山田との友情がアツかったな。

不適切にもほどがある!

評判がV字回復していたので最終話だけ復帰した。うーーーん、1話を見た時は皮肉が効いていて良い!と思ったけど、結果的にこのドラマにおいてミュージカルシーンは不要だったのでは?と感じたな。なんか茶化している感じが補強されてしまったというか。このテーマで「寛容になりましょう」という決着はどうなんだろう。現実社会では寛容にならざるを得ない側は偏っているのに。でもタイムトラベル・タイムパラドクスのオチの付け方はお見事だったし、タイムトラベルしてきた渚と純子が母娘の会話をするところはぐっときた。役者ももちろん満点だった。私の中の歴代クドカンドラマランキングではワーストに近いところにいますが、次に期待…。

他テレビ・配信

アナザー・スカイ田中みな実回

田中みな実がベルナシオン本店に行っているよと聞いて、へえフランス回なんだと思ったらスペイン回で笑った。写真集の撮影ロケ地を巡る旅なのに全然関係ない。スペインまで来たからリヨンにも寄る!ってそれは完全にオタクの思考なんよ。好きです。でも実際ベルナシオンの工房を映像で見せて頂けて嬉しかった!写真集の話も面白かったしスペイン行きたくなる〜。

Sexy Zoneオンラインライブ

セクゾとして最後のライブをオンラインで視聴。私の周囲にはコアなセクラバさんが何人もいて、自分はライブに一度行ったことがあるだけだけど勝手に身近に感じているので(TLのサブリミナル効果は侮れない)本当にこれで終わりなんだなあ…と寂しく思いながら見ました。ケンティが抜けるなんて思ってもみなかった。ただ予想していたより「ケンティ卒業式」<「5人がセクゾから卒業する」という建て付けで、爽やかな終わりだった。というかこんな時にも再登場できるマリウスすごいな〜。最後のふまけんが濃厚すぎて、ファンでない自分も「これがシンメか…」と唸りました。「本当に嫌いだった時も好きだった時も全部が青春だったと思う」語り継がれそう。

小説

腹を空かせた勇者ども

先月「アタラクシア」が金原作品ベストかも!と書いていたが、別ベクトルでこっちがベストかも!爽快!続編読みたい!金原ひとみは陽キャの気持ちもわかるんだ、という驚き。こう、落ちに落ちても絶望しないというか、友達が転校しちゃったらもう学校つまんない→いや友達いっぱいいるしつまんないことはないか、でもさびしいなーみたいな、陰キャから見ると「何も考えていないな、情緒がないな、残酷だな」と思うような部分、陽キャは陽キャなりに考えてるんだなというリアルさがすごい。

いつもの金原作品に出てくる、厭世的だが出産することで生まれ変わった気持ちでいる女、の娘側がちゃんと人生楽しんでるのを感じられて安心した。ただここでも不倫が出てきて、やっぱり金原作品の女性に恋愛は必要なんだなあ、そこだけは分かり合えなくて面白いなーと感じる。

オーラの発表会

偶然なんだけど金原ひとみと綿矢りさを同時に読みがち…。

キャラクター造形やストーリーだけを追うと「自覚のない美少女と長年彼女のことが好きなお金持ちの幼馴染・イケメンの年上のお兄さん」という少女漫画なのに、恋に悩むあまり新興宗教の教祖になりそうな展開にブレかけるのが綿矢りさである。面白い。ちゃんと恋愛ものとして終わったので逆にびっくりした。人のコピーが上手い友人の描写が面白かった。装丁がキラキラで可愛いです。

漫画

吉祥寺少年歌劇

宝塚をモチーフにした創作作品はたくさんあるけど、男性ver設定はわりと苦手な私。こちらを読んでみて、なるほど上手くできているな〜、同時期連載の「かげきしょうじょ!」よりむしろ宝塚のエキスを抽出しているような気までした。現時点でキャラクターに強烈な魅力を感じないのだけど、どういう独自展開になるのか気になる。

スキップとローファー

アプリで追っているけど単行本も買う。風上くん!花園先生!「青春がむしゃらにやってる登場人物達の横でクールに構えているようなキャラ」の闇が見える展開に弱い。風上くん、京都でのびのびやって欲しいよー!いつも思うけどスキローに出てくる高校生達は物分かりがよく、揉め事も起こさず令和の子だな。もちろん偏差値の高い学校であるという前提はあるけど、同じ設定であるカレカノとの質感の違いとして。

雑誌

文春WOMAN 創刊5周年記念号 はじめての夫婦対談 内田也哉子が聞く、本木雅弘「婿の言い分」

友人に「内田也哉子ともっくんの対談がやばいから読んで」と勧められて読んだ。やばかった。2人の出会いから結婚に至るまでのエピソードひとつひとつが平成初期の少女漫画じゃん!!一条ゆかりの世界じゃん!!とときめきが止まらなかったし、内田さんはともかく本木さんは俳優としての姿しか知らなかったので、こんなに面白い人だと思っていなかった。こんなことを考えていた2人が一緒に家庭運営して育児して人間を育て上げたというのもすごく興味深い。夫婦って十人十色で面白いなあ。

 

あとは家・インテリア関係の本や雑誌をたくさん読んでいます。いずれまとめようかな〜。

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